うちにある古いもの 綾乃介☆
「私の家には9年前くらいの冷蔵庫がある。」
私が生まれて2,3年後に買ったらしい。
そう言われてみると確かに小さい頃からあったような気がする。
今は、冷蔵庫でもいろんな形などがでていて、沢山、物が入るのも出てきた。
時々,冷蔵庫 冷凍庫の物が溶けたり、冷えてなかったりするときがある。
私は、母や父に「冷蔵庫、新しいのに変えたほうがいいんじゃないの?」と何回も行ったことがある。
しかし、母は、「また今度かえるね」などと言っているがいまだに変えてない。
最近は、冷蔵庫ではなく他のものをかえかえたりしていた。
私の家には小さい頃の写真と幼稚園の頃のアルバムがある。
最近、私の部屋を整理していると、幼稚園の頃のアルバムが見つかった。
その中には、塾の友達や、習い事の友達などいろんな人がいた。
アルバムは私が年長のときの写真だった。
幼稚園のみんなで行った場所で取った記念写真や、みんなの将来の夢と好きな絵などが書いてあった。
アルバムの表紙も自分で書くことになっている。
よくみてみると、運動会のときにダンスをやって友達がチアガールをやっていた頃の絵が書いてあった。
友達のTちゃんとNちゃんが書いてあったが、どちらとも袖の次に手がなくチアガールのスズランテープで作ったものがあった。
母の部屋の本棚で偶然見つけたキティちゃんの写真入れには私が3歳くらいの頃の写真があった。
私の家族と祖父と祖母でいった雪まつりで取った写真だ。
後ろにある雪でつくったトトロがまるで土で作ったものを拡大したようにおもえてくる。
私がまえにいた団地の靴ばこに自分の手のひらサイズくらいの靴がある。
私が歩き始めた頃に買った靴だそうだ。
弟と私では、私のほうが歩くのは速かったらしいが、弟のほうがしゃべるのが早かったらしい。
その靴は、母が前に靴箱の整理整頓をやっていたときにでてきたらしい。
人間にとって古いものとはそのひとの思い出がつまったものである。