国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   経験   いほめ

 私たちは長い間、木綿と木の中で暮らしてきた。何百年もの長い歳月を生き続ける力を持っているのである。木は同じ種類のものでも、産地により立地によって、材質が少しずつ違う。市場では長い経験によってそれぞれを区別し、値段も取り扱いも違っている。自然がつくったものは、木のように原始的で素朴な材料であっても、コンピューターでは理解できない側面をもっているのである。(要約)
 食べ物の中にも、時間が経たないと、おいしくならないものがある。たとえば、いつかの課題になった柿などだ。柿などは、何年も、というわけにはいかないが、おいしくなるまで待っていた頃だって在ったのだ。しばらくはそのままにしておくことが在ったのだ。そういうことから考えると、ある意味にている、と考えることも出来る。木や植物と人間を比べると、木のほうは、切られたり、無くなっても、生きていこうとする力がある。それに対し人間は、すぐに諦めたり、放り出したりと、すぐに止めてしまう傾向がありがちだ。こうしてみてみると、木のほうが、人間より、はるかに強く見える。
 昔に比べ、今は便利になった。昔のテレビなどを見ていると、そう思うし、今わたしたちが使っているものが無かったと思い、今の私が、その頃に行ったらと思うと、生活できる自信が無い。年が増すごとに、便利なっていくにつれ、町に人口のものが増えていく。自然のものがなくなってゆく。そんな風なことがこれからも続いていくとしたら、今以上に人口のものが増え、自然のものがなくなってゆく。便利と自然はいつも背中合わせで、どちらかが増えれば、どちらかが減る。
 経験は人間にとって生きた証や、知恵である。

   講評   jun

 体験実例がないのはさびしいですが、柿に関する長文実例を挙げたところはさすがです。
 「便利と自然はいつも背中合わせで、どちらかが増えれば、どちらかが減る。」とはそのとおりですね。
 結びの段落は、時間がなくなってしまったのかな? 長文の内容を踏まえて説明を加えてみましょう。
     

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