創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   自然   いほめ

誰もが良く知っている御伽噺「桃太郎」は「ある日おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました」と言う語りだしから始まっている。この素朴な集落の光景は、気候が湿潤であるために豊かな森林と川に恵まれ、住民の生活は、この森と川の恩恵のもとに営まれてできたためのものであった。日本の自然の中でもっとも人間にやさしい部分といっていいだろう。人びとはここに拠ることによって「荒々しい湿潤」がその反面に持つ豊穣を享受してきたのであった。だが、長年にわたる人間の利用が、一帯の森林をクヌギなどをはじめとする落葉広葉樹の二次林に変え、決定的な伐採とその後に起きる盛んな萌種更新が長く繰り返されてきたのであった。しかし里山が長く維持されてきた理由の一つに、木材以外のさまざまな資源採取の場としても利用され続けたからというものがある。そうしたものの採取は「摘み採り」によってきて、こうした里山への働きかけの底流には、自然への畏敬があった西南における自然の合理的制御とは異なる、自然への順応を支えてきたとみてよいだろう。(要約)
 年に一度行くキャンプ。そこでは、自然に触れることの出来る、いい機会だ。そこに行った時には、七日ちゅう、三日くらいはテントを張ったり、配られた材料で何かを作って食べたりと、普段しないようなことをし、この七日間を楽しむ。火を起こしたりはしないが、自分達でテントを張ったり、いつかは魚釣りもした。周りを見れば、建物や車ばかりの私には、このキャンプは自然に囲まれて過ごすいい機会なのだ。自然の中を駆け回り、過ごす日々はすぐに終わってしまうが、私はまたここにこよう、期待と思う気持ちがすぐにわいてくる。気付けばすぐ経っている一年の少ない自然とのふれあいの場所へ。
 たまにテレビを見ていると、在ったら行ってみたいと思うほどの、自然の豊かな場面がある。大きく、迷路のようになっている木。絡まりあい、洞窟のようになっているつた。行って、見て、入ってみたいと思うような風景。そんなような事が、たまにある。もし、そんな場所が存在するのだったら、行ってみたいと思う。
 古くからのものは人間にとって生きてきた証である。

   講評   jun

 全体のバランスから見ると、要約部分が長すぎるので、できればもう少し簡潔にまとめてみましょう。
 キャンプの話はぴったりの実例です。自然の恩恵をたっぷり受けて過ごす七日間は貴重な時間ですね。
 結びの段落は一文だけで終わらせず、だからどうしていきたいかなどを書いてみましょう。感想文のときも、作文と同じように結びの工夫をしてもいいですよ。
                           

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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