低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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お米パート2 髑髏
ところが日本では同じ土地に、毎年毎年、お米がつくれます。ですからお米は、今も、「世界のあらゆる食糧の中で、もっとも理想的なもの。」といわれています。お米には大きくわけて、ジャポニカとインディカという二つの種類があります。
私が驚いた事は、ヨーロッパの畑では一年作物を作ったら、二年も土地を休ませないといけない事です。それに対して日本の畑はものすごい生命力だとつくづく思いました。「土は生き物です。つかえばその分やせていきます。」と書いてあることから、土の食べ物は水田の水なのかなと思いました。まるで人間のようです。
多くの人々が一度は口にしている食パン。食パンはマーガリンやジャムをつけないと美味しくありませんよね。それに比べてお米はどうでしょうか。そのまま食べても美味しいですし、おかずやふりかけにも合います。ですから、「世界のあらゆる食糧の中で、もっとも理想的なもの。」というのも当たり前でしょう。
次に水田の働きについて調べてみましょう。水田はお米作りを助けるほかに次のような働きがあります。
1 日本の水田に蓄えられる水は、全国のダムの貯水量の約3倍といわれているそうです。
2 水田は平らなので、大雨が降っても、土砂が流れ出すことがありません。
3 水田の水は、ゆっくり地下にしみこむので、地下水の量を安定させます。地下にしみこむ間に水がろ過されるので、きれいな水を作ることもできます。
4 水田にたまった水は少しずつ蒸発するため、夏に気温が上がるのをおさえます。
5 どじょう・かえるなど様々な生き物がいます。
水田にはいろいろの仕事があるなと感じました。まるで働きマンのようです。
私のお米の食べ方はたくさんあります。一番のお気に入りは、白菜漬けと一緒に食べることです。しょっぱさがやみつきになって、箸がとまらなくなります。
私はインディカをいつか食べてみたいなと思いました。そしていろいろな役割をしている水田にも有難うと言いたいです。
講評 inoko
髑髏さん、こんにちは。
お米の話もだいぶ進みましたね。今回は、お米がいかにすばらしい作物であるかがわかりましたね。そして、そのすばらしいお米を主食にしている私たち日本人が、いかに幸せであるかもあらためて感じたことと思います。髑髏さんが好きな白菜漬け。パンと食べるわけにはいきませんからね。主食がお米だったからこそ、日本人の食べ物の幅がどんどん広がったのかもしれません。なぜなら、ごはんはどんなお料理にも合うからです。さあ、白菜漬けのおいしい季節です。楽しみですね。
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