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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   アナログとデジタル   キティ

私はアナログとデジタルの両方を生かせるような人間になりたい。
 そのためには、第一の方法として、アナログ的な見方ができるようにしておくことだ。その一つの例は、たとえである。私は小学校の頃、放課後よく学校や公園などで遊んでいた思い出がある。その時、真っ暗になると帰りが危ないから、こう言われていた。
「暗くなる前に帰って来なさいね。」
時間ではっきり区切られるよりも、このような表現の方がどんな季節でも使える言葉だからいいと思う。私も、そんな表現のできるようになりたいと思う。また、日本人はたまに八時四十五分のことを九時十五分前と言うことがある。これも、アナログ的な考えだと言えるのではないだろうか。
 第二の方法はもちろん、デジタル的な発想もできるようにしておくことだ。例えば、テストなどの目標を立てる時に、「もっと頑張る」「真面目にやる」という曖昧な表現などよりも、「前回より○点アップ」「八十点以上」などと具体的な数字にした方が、やる気も出てくるのではないだろうか。また、伝記の人物である豊臣秀吉は、刀狩と太閤検地をしたことで有名だ。私達にとっては、刀狩の印象の方が強いかもしれないが、秀吉本人は太閤検地を行っていきたいという願望が大きかったそうだ。太閤検地とは、秀吉が全国的に統一基準で行った土地の調査のことだ。この調査がとても正確に実行されていたため、日本で初めて全国の生産量をデジタル化したとも言われるようだ。私は、デジタルというと新しいイメージがあるが、こんな昔からデジタル的な考えが使われていたのかと驚いた。
 確かに自分の得意なものを伸ばすという考えもよい。しかし、私はアナログとデジタルの両方を兼ね備えた人間になりたい。『すべてに効くという薬は、何にも対して効かない』という言葉がある。アナログかデジタルかどちらかを万能視するのではなく、両方を使いこなすことが大切だ。私もこれから、アナログとデジタル、どちらも臨機応変に使い分けられるようにしていきたい。

   講評   koni


 
 ていねいに清書できましたね。



♪ 次回のお電話は、12月3日(月) 進級試験です。12.1週の長文を読んでおいてね。


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