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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   フィンランドの   もりゆ

フィンランドで、Aグループは健康管理を実施し、Bグループにはいかなる健康管理も実施せず、この二つのグループを比較するという実験を行った。すると、Bグループの方が病気になった人が少なかった。これは子どもたちの育て方や教育のあり方にも通じる話であり、過保護が依存を生み、自律が自立につながる。子ども一人ひとりが動物としての感覚を持ち続け、磨きながら成長するためには様々な体験をすることが大切である。

   講評   hamura

 フィンランドでの実験に関する長い記述部分を、これほどコンパクトにまとめられたのはすばらしいです。もうこれ以上短くできなさそうですが、本文の主題である後半部分をやや多く引用するために、あと少し削ります。
  「フィンランドで、健康管理を実施する・しないの二つのグループを比較する実験を行ったところ、しないグループの方が病気になる人が少なかった。」

 後半部分もキーワード(過保護、依存、自律、自立)をうまく入れながらまとめられました。欲を言えば、「動物としての感覚」に含まれる、「全人類課程」の意味合いを入れると、この筆者ならではのユニークな主張もこめられるでしょう。「さまざまな体験」とひとことで片付けるのが惜しい気がします。

 「これは子どもたちの育て方や教育のあり方にも通じる話であり、過保護が依存を生み、自律が自立につながる。子どもが動物としての感覚を持ち続け、磨きながら成長するためには、本能と相談しながら行動の仕方を選択し、人類の歴史的発展をもう一度たどるような遊びや手伝いが必要なのだ。」 (200字)


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