創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   美味しかった思い出   ブルーのインコ

ぼくには美味しかった思い出とまずかった思い出がある。まずかった思い出はカレーだ。ぼくの父はシンガポールに単身赴任している、だから、ぼくと母は夏休みにシンガポールに行った。ある日、ぼくたちはタニン・レストランというタイのレストランに行った。ぼくは何をオーダーしたかわすれてしまったが、ぼくはカレーだけ覚えている。そのカレーの名はグリーンカレー、名前のとおり緑色だ。店の人は「辛いよ。」と言っていたけれど、ぼくたちは辛さに強いので、
「大丈夫。」
と言った。ぼくは最初に一口だけ食べてみた。その時はあまり辛くなかったので、沢山お皿にカレーを取ってしまった。五分後、とてもカレーが辛く感じた。まるで、舌が燃えているのかと思った。辛さに一番強い母でも全部は食べられなかった。あれはまずくて辛かった。多分ぼくがカレーをオーダーしたのだけを覚えているのは、辛かったからだろう。ぼくの美味しかった思い出は、ミートソーススパゲッティーだ。ぼくの家から徒歩五分くらいの所にチャオという店がある。その店にはぼくが生まれる前から父と母は行っていたという。ぼくが五才くらいの時、ぼくは初めて手打ち麺ミートソーススパゲッティを食べた。それはとても美味しくて、まるでほっぺたが落ちそうだった。<<たとえ>>また、ぼくが二年生くらいの時、麺を手で打たせてもらった。良い経験になったと思う。
 ぼくの父のまずかった思い出はワニだ。<<聞いた話>>シンガポールのある中華レストランで父と父の友だちはワニの皮を食べたそうだ。また、それは緑色のままだったという。父はサソリの揚げたものやヘビのスープを食べたことがあるという。あまり、美味しくなかったと言っていた。父の美味しかった思い出はマグロだ。ぼくたちの家の近くにまき村というレストランがある。ミシュランの一つ星を獲得したことで有名だ。父はそこの大間のマグロととらふぐが美味しかったという。
 母は蛙の卵を食べた事があるという。母に聞くとなんと、ぼくも食べていたという。その時、蛙の卵だとぼくに母は教えてくれなかったそうだ。しかし、ぼくは美味しいと言って、たべていたそうだ。
 ぼくは、国によって色々な食べ物があるということがわかった。<<わかったこと>>また、ミートソーススパゲッティが食べたくなってきた。<<書き出しの結び>>


   講評   koni



【題名】 美味しかったこととまずかったことを書いているので、「まずかった」という言葉も入れておこう。

【第一段落】 この書き出しは、とてもいいね。二つのテーマがあるときの中心の決め方ができています。「だから、僕と母は〜」の「だから」は、なくてもいいよ。なくても意味が通じるからね。「ある日」という説明のしかたは、とてもいい。
「ぼくは、カレーだけ覚えている。→ カレーだけ食べたことを覚えている。」
カレーの説明は、わかりやすいね。辛いようすがよくわかるよ。お母さんのようすを書いたところもいいね。

【第二段落】 おいしかったことを書くことができましたね。「ぼくの美味しかった思い出は〜」のところから段落わけをしよう。行きつけのお店があるんだね。麺を打たせてもらったのは、そのお店かな。そのときのことは、よく覚えているかな。「良い経験」というところをさらに説明するといいね。例「小麦粉から麺ができるまでの工程が良く分かり、料理は、奥が深いということを感じた。とても良い経験になったと思う。」

【第三段落】 聞いた話を書いて、話を転換することができましたね。詳しく取材できましたね。「ミシュランの」という文を一文入れたところがいい。今旬の社会実例を入れたことにより、作文に深みがでたよ。すばらしい。

【第四段落】 わかったことを書いて書き出しの結びでまとめることができましたね。最後に、テーマを大きくとらえたところがいいね。

 すばらしい作文に仕上がりましたね。



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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