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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   木材の良さ   イヒリオモテヤマネコ

この話を読んで初めて分かったことは、木は、古ければ古いほど強い、ということだ。
それに、新しい木が古い木より弱い、というのにはびっくりした。
 私にも、似た話がある。それは、私が今、家で勉強机として使っている、机である。
その机は、幼い時から使っている机だ。もう、九年ぐらい使い続けている。最初は、
ピカピカで綺麗だった記憶があるのだが、今となっては、落書きや傷が沢山ついており、
ガタガタになっている。だが、私にとってその机はまるで、友のように大切なものである。
それに、どこか、その机にはあたたかみがあるのだ。それは、恐らく私が今までにその机と
共に歩んできたからだと言えよう。私は、その机の上で、勉強したり、好きなことをしたり、
時には、食べたり飲んだりしてきた。だからこそ、他の人には感じられない、木の机だからこその
暖かみがあるのだと思う。
 もう一つ、似た話がある。それは、漬物の話だ。漬物は、つけ始めは、あまりおいしくないのだが、
ゆっくり、ゆっくりと時間をかけていけば、とても、おいしく仕上がるのだ。
祖母なんて、おやつのような感覚で食べている(笑)それに、もととなる、食材も、
育ち方や、作られた場所によって違う、というのも、この話の
「産地により立地によって、材質が少しずつ違う」というのに似ている。
時がたてば、たつほど、良い。質もよくなる、味や強さもとても良くなる、ということだ。
 このように考えていくと、いろいろなものに例えられる。例えば、バドミントンのラケット。
使い始めは、なじみにくく、打ちにくいということの方が多いのだが、段々と使い込んでいるうちに、
使っている人の手になじみ、さらには打ちやすくなるのだ。
あと、筆なんかも例にあげられる。筆は、初めから使いやすい時もあるのだが、だんだんと使いこんでいる
うちに味が出てくるのだ。
 人間にとって、木材とは生きていく上で必ず一度は頼りになるものであり、人工材料や時代の流れに
流されないもので、人々の生活に必要不可欠なことが分かった。


   講評   sugi

 がんばって入力したね。立派に清書が完成して、進級テスト挑戦へのステップになりそうだね。
 段落をかえないところは、改行を入れないで続けて書きましょう。これは作文用紙のときと同じです。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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