低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
木材の良さ イヒリオモテヤマネコ
この話を読んで初めて分かったことは、木は、古ければ古いほど強い、ということだ。
それに、新しい木が古い木より弱い、というのにはびっくりした。
私にも、似た話がある。それは、私が今、家で勉強机として使っている、机である。
その机は、幼い時から使っている机だ。もう、九年ぐらい使い続けている。最初は、
ピカピカで綺麗だった記憶があるのだが、今となっては、落書きや傷が沢山ついており、
ガタガタになっている。だが、私にとってその机はまるで、友のように大切なものである。
それに、どこか、その机にはあたたかみがあるのだ。それは、恐らく私が今までにその机と
共に歩んできたからだと言えよう。私は、その机の上で、勉強したり、好きなことをしたり、
時には、食べたり飲んだりしてきた。だからこそ、他の人には感じられない、木の机だからこその
暖かみがあるのだと思う。
もう一つ、似た話がある。それは、漬物の話だ。漬物は、つけ始めは、あまりおいしくないのだが、
ゆっくり、ゆっくりと時間をかけていけば、とても、おいしく仕上がるのだ。
祖母なんて、おやつのような感覚で食べている(笑)それに、もととなる、食材も、
育ち方や、作られた場所によって違う、というのも、この話の
「産地により立地によって、材質が少しずつ違う」というのに似ている。
時がたてば、たつほど、良い。質もよくなる、味や強さもとても良くなる、ということだ。
このように考えていくと、いろいろなものに例えられる。例えば、バドミントンのラケット。
使い始めは、なじみにくく、打ちにくいということの方が多いのだが、段々と使い込んでいるうちに、
使っている人の手になじみ、さらには打ちやすくなるのだ。
あと、筆なんかも例にあげられる。筆は、初めから使いやすい時もあるのだが、だんだんと使いこんでいる
うちに味が出てくるのだ。
人間にとって、木材とは生きていく上で必ず一度は頼りになるものであり、人工材料や時代の流れに
流されないもので、人々の生活に必要不可欠なことが分かった。
講評 sugi
がんばって入力したね。立派に清書が完成して、進級テスト挑戦へのステップになりそうだね。
段落をかえないところは、改行を入れないで続けて書きましょう。これは作文用紙のときと同じです。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |