創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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言葉の力 おみや
世の中、言葉を話せることが出来るのは人間だけである。人間同士で会話することは便利だ。でも、言葉の力はとつてもなく力が大きい。それは、言葉で人の心を動かすことができる力である。例えば、歌を歌うと人々が感動して涙を流してしまうとか、ある人が講演の時、話を聞いた聴衆の人たちは感動し新たな目標を作るという実例があります。お互いに言葉で会話するという能力ははきっと人間しか出来ないのだろう。
確かに、言葉で会話することでいい面がある。私が知っている間では、あのマラドーナという偉大なサッカー選手である。サッカーでは身長が180cm以上じゃないと世界通用できないということは常識である。しかし、その人は166cmで身長が低い選手であった。しかし、身長というハンディを持っても世界一という称号をとることが出来た。確かに、普通に考えられない努力で世界一という称号を取ったかもしれないが、マラドーナ選手は「もし、母からのメッセージがなかったらここまで来れなかったかもしれないだろう」と言った。言葉の力によって行動の影響を大きく及ぼすことも出来たこぞ、マラドーナという偉大なサッカー選手に生まれなかったかもしれない。
しかし、言葉で悪い方向に行ってしまうこともある。例えば、言葉の暴力によってイジメになるとか、自殺に追い込むこともある。一年前になると思うが、長崎で悲しい事件が起きた。その事件の詳細は、少女Aがインターネットで少女Bのことを悪口言っていることを少女Bが知って、小学校で少女Bが少女に殺害した。その原因は言葉で悪口を言うことによって精神が乱れてしまったという原因であった。言葉で人に動かすという良い面だが、悪い面で言葉の暴力により精神を悪影響を及ぼしてしまうのだ。
確かに言葉は良い面と悪い面が二つある。しかし、大事なことは、言葉で感じた経験を通して新しい世代に伝えるのである。自分が経験したことをを新しい世代に伝えて、また次の世代にも伝えるという繰り返すことで自然に言葉の表現が豊かになるのではないかと思う。
講評 nane
第一段落の説明は、自分なりによく考えて書いたことがわかる。確かに、言葉を通して人間は感動したり理解したりするからね。
マラドーナの「母からのメッセージ」は感動のある話。こういう例を的確に入れられるところがうまい。
言葉のマイナス面も具体例を通してしっかり考えた。言葉は励ましになることもあるし、いじめになることもあるということだね。
結びの総合化は、言葉のよい面悪い面というものを超えた意見として書こう。言葉は手段で、行動や心というものが本当に大事なものというように考えてもいい。
実例を生かした文章が持ち味だから、これからもたくさん本を読んで実例を蓄積していこう。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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