国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   私たちは、「手を上げよう」と   あいち

私たちは、「手を上げよう」と思ったら手を上げることが出来る。それは何故だろうか。それは随意運動といって「手を上げる」という動作を経験したことがあるからだ。だから、「手を上げよう」とい動作に向かって脳が自ら働いていくのである。したがって、経験しないことにはいくら脳が強く思っていても、出来ないものは出来ないのである。スポーツなどでも、いくら分かりやすい言葉で説明されても実際にやってみないと分からないのである。しかし、これとは逆に「失敗してしまうかもしれない」と強く思ってしまうと本当になってしまう事があるのだ。「失敗は成功の母」と言われるようにし失敗を繰り返すことにより成功に近づけることが出来る。これは自己暗示と呼ばれるが、それは先ほど述べた事と似ているのである。成功した経験が無いと成功は出来ないのである。だから、以前に成功した経験が少しでもあれば、成功は重なるのである。
言葉が自分にとってプラスになったことはある。例えば、バスケットボールをこの前の体育の授業でやっていた時、私はあんまり上手い方ではなく時々どうすればいいのか分からないのに注意をされて腹が立っていたが、ある日友達に「下の方へパスすると結構うまくいくよ。」と言われの通りにやってみると、パスが上手い具合にいけたのである。その調子でやっていったので、バスケを楽しむ事が出来た。
しかし、言葉はマイナス面を持っている。赤ずきんちゃんという昔話で、もし狼が自分はおばあさんではないということがばれてしまったらどうしようと強く思うことによって、赤ずきんちゃんと接していたら、おそらく赤ずきんちゃんにはばれてしまったのではないか。狼には、それなりに赤ずきんちゃんを騙す自信や経験があったからうまく成功したのだろう。
(総合化)言葉はマイナス面とプラス面両方を持っていることは分かったが、一番大事なのは自分が努力をすることである。いくら言葉に励まされても何もしなかったら成長は出来ないし、言葉にマイナス面を見つけ出しても努力すれば成功出来たりするものである。「始めることも大切だが、やり遂げることの方が、もっと大切である。」という名言にもある通り、やり遂げる努力をしなくては、いくら言葉に影響されても意味が無いし成長出来ないのである。よって、自分が受けた言葉の影響を努力するという形で行動にうつす事が出来たらそれは成功に繋がっていくものなのではないかと思う。

   講評   nane

 言葉のプラス面は、スポーツの分野ではいろいろありそう。バスケットボールの例が生きている。
 言葉のマイナス面に、赤ずきんちゃんと狼を引用したのは、かなり高度(笑)。複雑に考えたね。自信のある言葉づかいをしていると、その人自身もだんだん自信がついてくるということはある。「失敗」という言葉が浮かぶと、つい失敗するから、「失敗しないようにしよう」という言葉も使わないのがコツらしい。親が子供に注意するときなど、いろいろ応用ができそうだね。
 総合化が、ちょっと難しかったか。言葉の先にある行動、又は言葉以前の行動というところでまとめていく形はこれからも使えそう。

 字数1000字、よくがんばったね。

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