創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私のレオ   プリヤ

 「このぬいぐるみはいつから持っているの。」
わたしは母に聞きました。わたしはイギリスでできたクマのぬいぐるみを大切にしています。
 わたしの大切にしているぬいぐるみは私が生まれたころから持っています。そのぬいぐるみはイギリス製で私の父の友達からもらったそうです。クマの名前は「レオ」で、足のうらに英語でそう書いてあります。レオはうすい茶色で、毛で目が隠れています。首、手、足は全部動かせます。鼻は茶色い糸でぬってあり、指も同じようになっています。レオの毛はボサボサしていてまるで草のようです。お母さんはわたしに
「イギリス製のくまはめずらしくて、世界中に少ししかないから特別に大事にしなさい。」
と教えられました。お母さんはこんなことも教えてくれました。私たちがベルギーのブルージュというところへ行った時、クマのぬいぐるみの博物館へ、行きましたました。そこでは、イギリスのクマのぬいぐるみも少しだけありました。私はイギリスに住んでいたとき、くまのプーさんのヒャクエーカーの森へ行きました。そこはどちらかっと言うと、大人向きでした。私はプーさんたちの家を見ていた時よりお土産を買っていたときのほうが楽しかったです。イギリスにはパディングトンベアーというイギリスにしかいないクマのキャラクターがいます。パディングトンベアーは生きているクマのぬいぐるみで、青いレインコート、黄色い長ぐつと赤い帽子を着ています。パディングトンベアーはイギリスでとても有名らしく、いろいろなお土産やさんで見かけました。
 私はレオのほかに猿のぬいぐるみも大切にしています。この猿のぬいぐるみは友達に買ってもらい、おそろいです。レインフォレストカフェというレストランで買ってもらいました。そのあと中国料理のレストランへ行き名前を決めました。名前はロンドンとなずけました。なぜかというと友だちが私にロンドンのことを忘れないようにです。ロンドンは腕が長くなったり、足が長くなったりします。腕を長くすると、私の首に巻きつかせることができます。ロンドンは一度弟に取られてしまい、やっと返してもらえました。ロンドンは腕や足は長いのに、体と足はとても小さいです。
 私は知らないうちにぬいぐるみに関係するところへいっていました。私はレオとロンドンをもっと、もっと大切にしようと思います。

   講評   hira

 ブリヤさんこんにちは。今の新しい友だちの名前はブリヤさんではないのだろうけれど、これも「ロンドン」のような思い出のある名前になっていますね。でも、古い友だちも大切にしつつ、新しい世界でもステキな友だちを増やして下さいね^^。とってもよく書けました。字数も森リンの点数も立派! やるなあ〜。
第一段落 ◎ 書き出しの工夫/作文
 お母さんに聞いているセリフから書き出せました。「ぬいぐるみ」とキーワードもしっかり入っていますね。 
第二段落 ◎ 自分だけがしたこと ● 前の話聞いた話 ●たとえ 
 レオ君がどんなくまなのかが詳しく書けました。お母さんの会話を引用したのもいいよ。「ボサボサしていてまるで草のよう」とたとえも雰囲気を伝えるのに大きな役割をになっていますね。これだけよく書けたので、もっと欲を出してみると(笑)、どんな風に大切にしているのか少し書けると良いかな。小さい頃はどこに行くのにも連れて行った、眠るときはいっしょだった、なんて風にね。
 くまのぬいぐるみ博物館の話はよく書けましたね。こんな風に話を広げて書くのはいいですよ。お土産を買っていた方が楽しかった、という感想がおもしろい!
第三段落 ● 前の話聞いた話  ●たとえ
 ロンドン君の話はいい話を見つけて書けましたね。これは大きくなってからの思い出のくまですね。お友だちとのエピソードにジーンとしました。 
第四段落 ● 心の中で思ったこと
 レオとロンドンを改めて大切にしようと思ったのですね。ステキな結びになりました。
※表記 行きましたました→行きました

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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