国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   物事に順番をつけることの大切さ   かつに

私はこの文章を読み、宗介のように今までやってきたことを全て捨てて、自分で選んだ道に進むことは大切なことだと思う。
私は、欲張りなのでどうしても全部をいっぺんにやろうとする。しかし、全部が自分の思った通りになるわけがないし、勉強と部活も両方も完璧に出来るわけがない。
私も、部活で良い成績を収め、塾や学校でも常にトップにいるようにとずっと自分に言い聞かせていた。しかし、今思うと、実際は両方頑張ろうとし過ぎて逆に中途半端に終わってしまった気がする。このことから、何事にも自分は今、何をやるべきなのか、順番をつけることが大事だということがわかる。
この文章に出てきた宗介は勉強を、吉川は部活を優先したが、どちらも正しいといえる。なぜなら宗介も吉川も自分には、今何が必要なのか、なにを一番やりたいのかがはっきりしているからだ。自分のやることに順番をつけると、物事の流れもスムーズに出来るし、思いっきりひとつのことに取り組める。きっと、この後のストーリーの展開はこうなるだろう。宗介は勉強に励み、自分の念願の高校に合格し、入学後、サッカーを思いっきり楽しんでいるだろう。吉川は特待生でサッカーの強い高校に進学し、勉強も頑張っていると思う。先に、自分に今必要なことをやれば、また後で、そのときにやりたかった他ののことにも取り組むことが出来る。
確かに、人間は私のように欲張りな人が多く、何事もいっぺんにやってそれを全て完璧にやり遂げたくなる。私もこの中の一人としてとても共感できる。しかし、宗介や吉川のように、何事にも順番をつけてひとつずつに全力で取り組めば、どれも満足できる結果が得られると思う。今の自分には何を先にやるべきなのかをよく考えてから、行動すればきっと、充実した日々が送れると思う。

   講評   mako

 もちろん順番をつけることは大事ですが、あなたは一番を選ぶとき、何を優先させるのか? その基準が問われています。
 部活と勉強、自分の利益とチーム全体の利益といった選択肢をテーマに自分の優先基準を述べます。
 理由は解説のように二つあげられるようにしましょう。共感できるなら解説をまねてもかまいません。そこに入れる体験実例が重要です。自分の信念を貫いてよかったとこと、または信念をおろそかにして後悔したこと。あるいは、信念を貫く姿に感動したこと。また、周囲に気を使って自分らしさを見失ってしまったことなどが書けそうです。
 まとめの段落では、気に入った名言を引用すれば、印象に残ってよいと思います。


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