低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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今日の都市生活に しげふ
都市生活において当たり前の社会現象は行列である。しかし一昔前の日本では、年齢や社会的地位や男女間における差別や人種差別などの理由で、後から来た人が自分より前に来ていた人を抜かすという順番を守らない行為が頻繁に起こっていた。だが、平和主義に変わったことにより後から来た人は自分より前に来ていた人の後ろに並ぶという順番を守る行為が常識となった。僕は、差別を理由に行列を守らないのはいけないと思うから、行列に賛成だ。
そう思う理由は二つあり一つは、行列というルールがあるからこそ物事がスムーズに進むからだ。例えば学校での給食は、誰か一人でも横入りや前の人を抜かしでもしたら、何ごともなく平穏だったのにケンカや先生に怒られるなどの余計な時間を使ってしまうので行列は必要だと思う。
もう一つの理由は、行列というルールがあるからこそ混乱が起きず一人一人が冷静になれるからである。データ集によると「海外旅行者数」の日本の年間海外旅行者数が1500万人突破で海外からの日本旅行者数は300万人とあるが行列を作らないと空港や駅前でドミノ倒しのような事故が起こりかねないので行列は必要だと思う。
確かに個人個人で急ぎの用などの理由でついつい列を乱してしまうというのはあり得る行為だと思うが、他に並んでいる人も自分が急いでいるのを我慢して列を作っていると思うので、やはり我慢することが大切だと思う。「朝の来ない夜はない。」とあるように、まてば必ず目的を果たすことができるので辛抱強く待つことが必要だと思う。
講評 kamo
今週も項目を意識し、しっかりした形で書いてくれたね。やはり字数は少なくなってしまったけれど、よく書けていました。
<構成>
要約に続けて是非の主題を書き、その複数の理由が書けました。今回もいい組み立てで書けました。
<題材>
第一の理由(第二段落)について、「ケンカや先生に怒られるなどの余計な時間を使ってしまうので」のあたりを、もう少し詳しく体験実例として書いてくれるとよかったね。
データ実例はとてもよくできました。
<表現>
名言の引用もしっかりできました。これもまた、ピッタリの名言が使えたね。
<主題>
反対理解が入って、その上で、是非の主題を結びにくり返すことができました。よくまとまったね。最後までしっかり書けました。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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