国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分だけかそれともみんなともか   ブーちゃん

一人一人の話が、みなそれぞれに違っているからこそ面白いのだが、その一人一人の違う話を聞いているうちに、「宇宙飛行士たちは、やはりみんな、宇宙で、ある共通の体験をしているな。」と私は確信するようになった。たぶんその共通体験は、ほとんど無意識のうちに、直感的になされるものだから、必ずしも彼ら自身が認識しているとは限らない。「今、ここにいる『私』であって『私』でなく、すべての生命、過去に生きたすべての生命、そして、これから生まれてくるであろうすべての生命を含んだ『我々』なんだ。」静かだが、熱い確信が彼の心の中に生まれていた。シュワイカートが宇宙空間で体験したこの『私』という個体意識から『我々』という地球意識への脱皮は、今、この地球に住むすべての人々に求められている。
 自分と中心にだけ考えることは大切である。中学生になってから自分を中心に考えなくてはいけなかったり、自分しか関係ないというものが出来た。それは、テストである。テストというものは自分しか関係がない。自分の中での勝負である。やればあがるし、やらなければ下がる。それが自分の実力を測ることが出来るのはテストなのだろう。私は、今頑張って勉強しているのだが、要領が悪く、自分の勉強方法が見つけられず、点数が上がらなくて困っているところだ。これもまた、自分のことだけを考えている。人の勉強方法を友達同士で考えるのもおかしい。しかし、アドバイスなどは別である。勉強は自分一人の問題なのである。
 自分のことを考えることも大切だが、周りの人のことを考えるのも必要である。アドバイスなどは周りの人の事を考えて、全体の利益を考えて何がいい案などがあれば言ってあげるというものである。昔話の「大きなかぶは一人ではかぶが抜けないので色々な人を呼んできて手伝ってもらい抜いていくとい話だが、手助けをするということは助けている。アドバイスとすることも全体の利益を考えてアドバイスするという事で手助けをしているということでもあるので、自分のことだけ考えるのではなく馬渡のもとに合わせていくのも必要なのである、
 一番大切のなのは、状況に合わせての使い分けが出来れば一番といいと思う。自分を中心に考えなくてはいけないもの、全体の利益考えて行動しなくていないと思った時どうするかの使い分だ。「真によいことは、新聞に大きな騒ぎを起こすことなく、小さく始まる。」という名言のように何ごとも初めは小さいことから始まる。大きくしていくには自分の使い分けが大切になってくるのである。私も使い分けを色々な状況にでも対応出来るようにしておこうと思う。

   講評   kako

 こんにちは、ブーちゃん。
★構成:意見が書けています。自分のことだけを考えるということは、ある意味で自己中心的とも考えられますが、いわゆる自己チューとは違いますね。また、全体の利益を考えることも大事ですね。人は一人で生きられるわけではありませんから、全体のことを考えて、お互いに協力することも必要です。
★題材:「大きなかぶ」を使ったのは良いと思います。手伝いをした人達は、自分の利益のために集まったのではありませんね。たとえ自分に関係のないことでも、それが全体のためになるのであれば力を貸すことも大事なことです。
★表現:名言を引用することができています。意見とのつながりもよいでしょう。
★主題:総合化の主題が書けましたね。人生には自分のことを優先的に考えてよい時と、周囲のこと、全体のことを優先的に考えなければならない時とがあります。いつ、どのように考えなければいけないのか、その判断が的確にできるようになるといいですね。



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