創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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人間の文化 すいーとぽてと
人間は、「本能」の導きを失い、従って、混沌と化した世界に対して、素手で働きかけることができず、文化という装置を創り出すことによって、再び秩序を取り戻してきたのである。文化が文化として機能するためには、社会制度化されなければならないのである。ところが、このような社会制度化された文化が、一旦成立すると、今度はその文化そのものが、人間にとって、いわば第二の自然として、人間の行動を規制してくることになる。そして、文化の秩序からはみ出した部分をそのままにしておくことは、秩序の破壊につながってくるため、文化にとっては危険な存在になる。そのため文化は、そのはみ出した部分を、消極的には「見えないもの」として、積極的に禁忌として抑圧する必要があるのである。私たちは文化を通して物事を理解しているが、自分の文化の基準に合わないものを差別すべきではない。
講評 kira
すいーとぽてとちゃん、こんにちは。今回は『要約』に挑戦ですね。
国際化が進んだ現代になっても、まだまだほんとうの理解できない部分があります。日本人が英語を学ぶのがとりわけ下手であると言われるように、どうしても自国の枠にとらわれてしまうからです。しかし、だからといって自国の枠に収まらないものを排除してはいけませんね。
このあとに自分の体験として、新しい世界に踏み込んでみたことを書いてみるといいね。理解するためにはまず傍に立つことです。
社会的に、全体から異文化を学ぼうとした時代の例もあげてみよう。洋装やダンスに励んだ時代があったですよね。
言葉の上だけの理解ではなく、実体験でふれたときに、はじめて真の理解が生まれそうです。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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