低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
日本語の古今東西 かせし
その理由として第一に、頻繁に言葉を変えると混乱が起こるからだ。先日発表された、流行語大賞に「KY」という言葉がある。これは、空気が読めないという頭文字をとったものである。このほかにも、自分たちで考えた略語で会話する人達がいるのだ。このような言葉に変えて話したりしたら、混乱が起きるのは目に見えている。ただ、空気を読めないを「KY」という言葉にした人は、凄いと思った。(何を考えているのかは分からないけど)やはり、これも若者の(私も若者の一員ではあるが)国語に対する美意識の低下によるものだと私は思う。
第二の理由として、日本の言語は美しいからというのが挙げられる。日本には、昔から俳句・短歌という文学がある。短歌と俳句は、千年以上も昔から伝えられてきた日本を代表する文学なのだ。俳句には季節をあらわす季語が入っていたり、五七五のリズムだったり、日本ならではの要素が含まれている、やはり、千年以上も続いているというのはそれだけ人気があるということなのだ。最近の教科書に載るのも昔の言葉の美しさを知らせるためだと私は思う。
確かに、実態と言葉が一致している方が分かりやすいこともある。しかし、「自分の心のうちに持っていないものは何一つ自分の財産ではない。」という名言があるように、自分がよく使ってなじみがある言葉を使ったほうが、実感がわくし相手にも伝えやすいと思う。最近は会社に就職するにも英語の力が求められるようになってきた。日本は輸入に頼っているため、取引をするにも英語が必要になってくる。このまま時代が進んでいくと英語で生活するようになるのではないかと思う。しかし、それでは日本である必要がない。そうしないためにも、日本語の良さを子供達に教えていくことが大切だ。
講評 mae
とてもいい清書になりました! 一点、先生の説明不足がありました! 要約はカットしてもいいのですが、是非の主題は必要です。一段落は是非の主題だけ書いておくといいです。もし時間があったら、一段落に是非の主題だけ入れて再送してもらえるとうれしいなぁ。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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