国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   スポーツの冬?   カモミール

 キンコンカンコーーン、キンコンカンコーン。
「今日は何してあそぶ?」
「う〜ん、これ。」
私は答えるのと同時にその遊具にかけよりました。そう、私が好きなスポーツその一は鉄棒なのです。幼稚園の年中さんの時に鉄棒から落ちたことがありました。だから大きらいでした。だけど、週に一回サーキットで鉄棒をするので出来なかったらやだなと思い、がんばって練習しました。それで一年生になってやっと逆上がりができるようになったので、思い出あり、うれしさありで好きになりました。特に鉄棒は、ただ走って何かを飛び越えたり地面で回ったりするんじゃなくて、棒につかまって回るから、他の世界に迷い込んでしまったみたいになるので、それも好きな理由の一つです。中でも好きなのが地ごく回りです。地ごく回りとは、鉄棒にすねをかけて後ろに回るわざです。鉄棒は何かがはかどらなかったりした時にします。
 「次は何する?」
「う〜ん、これ。」
私は目にも止まらぬ早さでその遊具にかけよりました。そう、私が好きなスポーツその二は登り棒なのです。なぜかというと鉄棒と違って練習しなくても出来たし、登った後の景色を見ると気持ちがおだやかになるからです。でも、登るときはさるになりきって登って、登った後は鳥になりきって景色をながめないと気持ちはおだやかにはなりません。登り棒は少しいらついた時に登ります。
 これはお母さんから聞いた話です。子供のころスポーツが苦手だったお母さんを心配したおばあちゃんが、お母さんを水泳教室に通わせたそうです。そうしたら、約一年で四種目泳げるようになったらしいです。その中でも得意なのが平泳ぎで、先生に、
「まるで本当のかえるのように泳ぐね。」
とほめられたそうです。たった一つだけ好きになったスポーツだから一生けん命やってどんどんうまくなっていったらしいです。
大人になってから、一日一キロメートル以上も泳いで体力をつけていたそうです。今はウォーキングですが・・・
 私にも得意なスポーツと苦手なスポーツがあります。でも、鉄棒のように練習すれば得意に変わるかもしれません。いいえ、きっとそうなるはずです。何も出来なかったお母さんが水泳が得意になったのですから。ずっと続けられるスポーツがあるのは良いことだと思います。
 キンコンカンコーン、キンコンカンコーン。
今日も元気に遊具に向かう私です。



   講評   hira

 音楽のような、詩のようなリズムで一気に読ませてしまうなあ感じる作品でした。また、2008年もカモミールちゃんワールド楽しみにしています!


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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