低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
こりた ラジオ体操 クレヨンしんちゃん
「お父さん、どんなスポーツが得意やったん?」
とぼくが聞きました。
「お父さんは、中学、高校、大学は、なん式テニス部やったからな。テニスやな。」
と、お父さんがテレビを見ながらいいました。
次はお母さんに
「お母さんは、どんなスポーツが得意やったん?」
と聞くと、
「お母さんは、ドッチボール!。円ばん投げのともちゃんとか言われてたんやで。」
と、お母さんは円ばん投げのかっこうをしました。
ちなみに、ぼくが得意なスポーツは、野球です。今日も野球をした時、〇〇君が打ったボールを中日ドラゴンズのあら木選手みたいに、ヘッドスライディングキャッチでボールをとって、ファーストに送ってアウトにしました。
ところで、ぼくは、今年の十二月、もっと体をきたえて、スポーツがうまくなるように、
(毎朝、ラジオ体操をしよう。)
と決心しました。目覚まし時計を、六時二十分にあわせて寝ました。そして次の日の朝、六時二十分にちゃんと起きました。外はまだ真っ暗でした。寒いし、寝むいし、体だるいし、どうしようかと思いました。
(やっぱ、せっかく起きたし、一応、がんばってみよう。)
ラジオの電げんをオンにしました。そして、六時三十分にラジオ体操の曲が流れてきました。はじめは、体操ではなく、関係のない歌でした。
「あーたーらしーい朝が来た、きぼーうの朝だ」
など歌っていた時、ますます寒くなってきました。あまりにも寒かったので、ラジオ体操の第一だけしました。そして、終わって、リビングにいって、窓の外をみました。さっきまで真っ暗だった空が、少し明るくなってきました。ぼくは、うす明るい東の空をちらっとみてぶるっとふるえて、またまた寒くなりました。そして、ホットカーペットの上でふとんをかぶって、こうつぶやきました。
「もうオレ無理。寒いし、ねむいし、もうこりた。一日ぼうずやけど、やめよう。やっぱラジオ体操は、夏やで。冬はやめとこ。」
ぼくは、ふとんの中で、ねこのようにまるくなったまま、テレビのニュースをぼーっとみていました。
講評 tama
4コマまんがになりそうな、おもしろいお話です。たしかに冬の早起きは、とても大変ですよね。
ゆかいな表現と、読む人の心をなごませるお話から、しんちゃんくんの温かい心が伝わってきます。来年も楽しい作文を期待していますよ。(^^)/
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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