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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   富山で過ごしたおおみそか   まりりん

 「ゆっちー(弟)雪だよ!!明日雪であそぼうね!!」
「うん!ゆきだるま作りたいな。」
「ほら!2人とも。紅白歌合戦はじまるよ!!」
いま私は家族と一緒に富山のおじいちゃん、おばあちゃんのところへきています。東京は雪がふっていないけど富山は雪が降っていたので私も弟も大はしゃぎでした。そろそろ毎年恒例の紅白歌合戦がはじまろうとしていました。ずっと紅白歌合戦をみていたら、お母さんがオーブントースターとほかにエビフライを5こ、きすのフライを1こ、もってきて、フライをぜんぶオーブントースターにいれました。私が
「なににつかうの?全員分あるけど・・・。」
といったら、お母さんが
「年越しそばだよ。11時にはたべるからね。」
といったので、私は「やった〜!!」とさけんでしまいました。年越しそばを食べるなんて1年に1回しかないからです。そばの味はそんなにかわらないけど、「年越しそば」をたべるのはなぜかたのしみなのです。おばあちゃんが、年越しそばを持ってきて、お母さんがそこに、オーブントースターで焼いた、かりかりのてんぷらをのせました。みんなで
「いただきます!新年も良い年でありますように!」
と言って、たべました。その味は、二千七年のなかで、一番美味しく感じられました。年越しそばをたべたあと、みんなで紅白歌合戦の最後の歌『世界に1つだけの花』を歌って、ふとんにもぐりました。もぐったあと、おばあちゃんとぺらぺらとはなして、寝ました。
 次の日、お父さんに起こされて私は初詣にいきました。でもそこは、朝早いのにもうたくさんの人がきていて、まるでへびのように長い列をつくっていました。(まるで)お父さんと並びながら
「いくらがいいかなぁ。」
といいながら財布の中を2人でみていました。私は
「なるべく高いのがいい!!」
といいました。でもお父さんは
「だめ。五円ね。」
と五円を私にわたしました。私はたったの五円だったので文句を言いました。そしたらお父さんが、
「なに文句言ってんだよ。五円が一番いいんだよ。だって今年も御縁がありますように。って意味なんだから。」
私はそれに感心して、お父さんが十円ととりかえる?ときかれても、「やだよぉ〜。」
と言っていました。そうこうしている間に、順番ももう少しになってきたし、私とお父さんの後ろにはまた蛇のように長い列ができていました。順番になって、私はおもいっきり鈴をならして、願い事を三つしました。(よくばりすぎ!?)そのあと、おみくじを引きました。結果は・・・吉で、他には良いことも、悪いこともかいてありました。おばあちゃんの家に帰ると、もうみんな朝ごはんをたべていました。朝ごはんを食べながら、みんなにおみくじの結果をみせると、
「まぁまぁだね。」
という返事が帰ってきました。
 おみくじは・・・恋愛運はだめみたいで・・・勉強はがんばるといいみたいで・・・健康はおもわぬうちに病が治るそうです!・・・でも、おみくじの結果がどうだって、ことしもいい年になるといいな!!と思いました。そして、去年のおおみそかやお正月も大勢で過ごしました!そのときも楽しかったのですが、今年の方が楽しかったようなきがしました。(前の話)でも、どちらとも楽しかったので、おおみそかやお正月は大勢で過ごすと、すっごく楽しくなるな、ということがわかりました。(わかったこと)そのあと、私と弟は新年早速ゆきだるまをつくりました。(書き出しの結び)

   講評   kira

 まりりんちゃん、こんにちは。おみくじ通りに、元気な一年になりそうですね。
● 書き出しの結び/作文
 おばあちゃんちに行くと、雪がふっていたのね。雪のお正月に感動して、雪だるまの約束をしました。新しい年のいちばんさいしょに作ったのが、雪だるまでしたね。
● 前の話聞いた話
 年越しそばをみんなで食べて、おばあちゃんとたくさんお話して眠りました。
 初詣では、お父さんから五円玉のご縁の話を聞いて、ありがたい気持ちになりましたね。大晦日やお正月には、こうした願いのこもったものがたくさんあります。それらを聞いていくうちに、一人前になっていく気がしますね。
● たとえ● ことわざの引用
 「まるでへびのように長い列をつくっていました」と初詣の人出をたとえました。「長蛇の列」ですね。みんな福をよびに来たんだね。
● わかったこと
 「おおみそかやお正月は大勢で過ごすと、すっごく楽しくなる」とわかりました。私たちは家族や回りの人たちに支えられているから、節目の行事にはみんなで祝いたいですね。みんなでハッピー・ニューイヤーです。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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