創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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冬は冷凍庫 おまつり男
「ごそごそごそ………。」
月曜日の寒い朝七時ぐらいにトイレにいきました。
「ふぁあ〜。」
けれど寒くてすぐ布団はいりました。いつもだったら起きてストーブがなかなかつかなくていらいらしているころです。
「ごそごそごそ………。」
八時三十分ぐらいにお父さんと妹が起きてしまいました。ぼくがリビングに行こうと思ったら昨日灯油がなくなったまま寝た事を思い出してまた布団にもぐってしまいました。それでお父さんに
「灯油いれて先ストーブつけといて!あったまってからいく!!」
というと
「ええで」
とかえされました。ふとんの中はあったかかったけどそとはまるで冷凍庫みたいでした。二〜四分後にいってにるとまだストーブはついていませんでした。ざんねんです。
ふゆは冷凍庫だけど夏は温泉の中でした。夏はパジャマでも暑くて毎日
「シャツで寝て言い???????」
と聞いていました。掛け布団もかけずにねていました。
夏にやっていた事がいまではありえないと思いました。そして僕はまたふとんにはいった。
講評 siro
おまつり男くん、こんにちは。まるで冷凍庫のような寒さとはよいたとえですね。今は一年で一番寒い時期。先生の住む千葉でもめったに降らない雪が降りましたよ。こんな寒い日は確かに布団から出るのがおっくうになりますよね。しかもストーブがついていないとなればなおさらです。冷凍庫の中で固まる氷のように、もう身動きできませんね。
夏の頃のことを思い出して書いたところがよいです。夏は暑くて「早く涼しくならないかな」と思うもの。でも、冬になればなったで、今度は暑い夏が懐かしくなるから不思議ですよね。
「ごそごそごそ……」の書き出しが工夫されていてよくできています。
大変よくできました。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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