国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   最近、増えてきた生き物   おはぬ

 この時、アメリカから、小さな白いガが日本に侵入してきました。実は、このガの幼虫が、網から出て散らばって活動を始めるとスズメやそのほかのトリにほとんど食べられてしまいます。このことから考えさせられることは、「トリやクモの住めないような世界こそ恐ろしい」ということです。アメリカシロヒトリは、そんなすき間をねらって葉を食べているのです。
 僕は、「言葉の森」を呼んで「アメリカシロヒトリ」という虫を始めて知りました。アメリカシロヒトリは、第二次世界大戦が終わった後に日本に侵入してきた虫です。このガは日本の環境に合ったのかたちまち増え始めました。アメリカシロヒトリは森林に入るのではなく町の都会にいます。アメリカシロヒトリは、スイスには、一匹もいません。ベルギー、フランス、イタリア、ドイツ、イングランド(イギリス)、オランダ、にもいないと思います。カイコも、葉を食べます。なのでかいこについて書きます。
 僕は、三年の時、日本の学校でカイコを飼っていました。カイコは「クハの葉」を食べます。小さいころのカイコは、とてもかわいいけど大きくなると気持ち悪いほどかわいくないです。僕は、始めはカイコに触れなかったけど触れるようになりました。カイコに、クワの葉を一日で全部食べちゃうほどたくさん食べます。10枚あげると8枚ぐらいは、食べちゃうほど食べます。まるで食いしん坊の人みたいです。カイコがクワの葉を食べているのを見てまるで食べ放題みたいだな〜と思いました。もし、僕がカイコだったらクワの葉を少しずつ食べます。なぜかというと食べ過ぎると太っちゃうし、ウンチがたくさん出るからです。
 もし、森林や山にトリやクモがいなかったらどうなっちゃうのかなと思いました。最近、日本で増えてきた生き物は、アメリカザリガニ、アライグマ、ブラックバス、セイヨウタンポポ、シロツメクサ(クローバー)シマリスなどが来ているそうです。ブラックバスは、アメリカから来て昔から入る日本の魚をどんどん食べてしまうと聞きました。
 このように今、どんどん増えている生き物は、とても強いんだと心の中で思いました。僕は、生き物を大切にしてほしいと思います。

   講評   ogi

 こんにちは! 感想文はむずかしかった?

≪構成≫ 三文ぬきがきがしっかりできています。ちゃんといいところをぬきだして書けたね。
≪題材≫ 最近日本で増えてきた生き物、そしてブラックバスのことなど、調べたり聞いたりした話が書けたね。聞いた話の入れ方もとてもじょうずですよ。
≪表現≫ 「まるで食べ放題みたいだな〜」とは、おもしろい【たとえ】を入れたね。 日本の学校で飼っていたカイコのようすがよくわかるよ。「食べ過ぎると太っちゃうし、ウンチがたくさん出るから」という表現も、とてもおもしろかったよ(笑)
≪主題≫ 増えている生き物は強いんだ、と、心の中で思ったことも、まとめの感想の中にじょうずにはいっています。まとめの文章の書き出しを「このように今」としたのがとてもよかった。かっこいい作文になったね。

 感想文はむずかしいのに、わかりやすくとてもいい作文がかけたね。目標字数もちゃんとクリアできたよ。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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