創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   過去を反省することも現代の対策をねることも大切   チー

慰霊祭のたびに官僚たちの挨拶がある。「みなさまの尊い犠牲のある上に今の平和があることを決して忘れず・・・・。」という言い回しを何度か聞いた。そのたびに違うと思った。犠牲がなければ平和がなかったわけではないだろう。早い話が、一九四四年末の段階で大日本帝国ファルシスト政権が降伏していれば、三月十日の東京大空襲の死者十万人も、ヒロシマの死者十五万人も、ナガサキの死者七万人も出さずに済んだ。
戦争の悲惨さを後世に語り継ぎ、反省することは大切だ。深く反省することは、新しい出発の土台となるからだ。
以前、リレーのタイムトライアルをした時、私と一年生のバトンつなぎを失敗してしまった。大阪総体の大切な試合のため毎日必死で練習していたのに、前日の通しでバトンミスをするようなことはなかったが失敗してしまったのだ。そのせいで私達は先生に「気がゆるんでいる。試合には出さん。」とおこられて、府総体は欠場となってしまったのだ。このことがあり、私はその夜眠れないくらい落ち込み、本当に反省したものだ。その次の試合では前にあったことを思い出し、その反省をいかすことが出来たのでよかった。だから深く反省して、次の新しい台にすることは大切なのだ。
しかし、どうしたら戦争にならないかを論理的に考え、対策を立てることも大切だ。つまり、反省よりも、そういうことが二度と起きないようにすることのほうが大切だ。昔話の桃太郎は、どうしたら凶悪な鬼たちを退治できるかを具体的に考えた末、犬、猿、キジを家来にすることにしたのだ。つまり、桃太郎の村の人達は、鬼にさらわれた人の慰霊祭などを毎年盛大にやるかわりに、鬼を退治に行くという現実的な対策を立てたというわけだ。
確かに過去の戦争を反省することも戦争を回避するための対策をたてることもどちらも大切だ。しかし、いちばん大切なことは「知識のはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしを作ったのだ。」という名言があるように、私達が平和を求める強い気持ちを持ち続けることである。

   講評   kira

 ちーちゃん、こんにちは。2月もがんばろうね。

 国語の読解問題は、答えが入っていないようです。送り方がわかりにくかったかな?


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