創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   ぼくの家のマイナス6%   ウルトラマン

 「ガスを止めて!ふいてるよ。」
 「水をほそくして!出しっぱなし。」
 「電気をけして!エネルギーのむだ。」
 ぼくの家では、地きゅうおんだんかたいさくをしています。
 たとえば、暖ぼうを二十どにせっていしているし、電気をつかわない時は、コンセントからプラグをぬくようにしています。
 また、ぼくの家の車は、ガソリンをたくさんつかわないエコカーです。ポットのおゆのおんどは七十五どにおさえているし、人のいない時間は、電げんを切るようにしています。
れいぞうこは、電力をたくさんつかわないものだし、一どに多くの食品を、こ内につめこまないようにしています。
 ぼくの家のおんだんかたいさくは、
 「チームマイナス6%」
という、日本のCO2さくげんのスローガンに、一やくかっています。
 この間、地きゅうおんだんかのテレビ番組を見ました。CO2のはい出りょうがふえて、地きゅうぜん体の気おんが上がり、南きょくや北きょくの氷がとけて、海水が上しょうしてしまいました。
 そのために、ツバルという小国は、なんとしずみかけているそうです。
 ぼくは、ツバル国の人々がかわいそうだと思いました。なぜなら、ツバル国はまずしくてCO2を自分たちでは出さないのに、日本やアメリカ、ヨーロッパなど先しん国の出したCO2のおかげで、しずみかけているのです。
 ぼくは、ツバル国の男の人の言ばがわすれられません。
 「今までせっかく生きてきた島がしずむののなら、おれもいっしょにしずむつもりさ。せきにんは、あなたがたにあるんだぞ。」
 ぼくは、まるで頭の中がまっ白になるくらい、ショックでした。
 地きゅうのかんきょうをまもるために、ぼくたちができることは、毎日の生活の中で、小さな努力を続けていくことだと思います。

   講評   utiwa

 ウルトラマンくん、こんにちは。
 
いきいきとした会話ではじまり、テレビの話題、自分がつよくかんじていることという3つのこうせいで、みごとにまとめあげました。ウルトラマン君は、しっかりとじぶんのいけんをいえてえらいですね。とくに、ただいけんをいうだけでなく自分にできることをさがし「小さな努力」をつづけていることにかんしんしました。
先生の家でも、あまり車はつかわずあるくなどして、CO2のはいしゅつをしないように心がけていますが、冬はこどものころよりもどんどんあたたかくなっているし、夏もたえられないほど暑くなってきて、まだまだたりないとかんじています。
でも、みんながウルトラマン君のようなかんがえかたでどりょくすれば、あなたが大人になったとき、せかいはきっとよい方向にまわっていると信じたいです。
こんごも、ぜひ社会のいろいろなもんだいにかんしんをもち、作文にしていくことで、ウルトラマン君のかんがえをふかめていってください。

保護者の方へ
さっそく、パソコンで送っていただきありがとうございました。
作文全体の構成をしっかり考えていますし、会話のテンポもよいです。日ごろの家庭内での会話や、読書習慣の賜物でしょう。
よくできた作文は、ぜひ子ども新聞などへ投稿してみてくださいね。載ればいっそう自信がつきます。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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