国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   だれでも宝物はもっている   城島二世

 「いただきます。」
と、ぼくはごはんを食べ始めた。そこでお母さんが
「ゆうの宝物ってなに。」
とたずねてきたのでぼくは
「グローブとバット。」
ときっぱりと言った。そのグローブは、お年玉で買ったからだ。しかも、だれのモデルでもない自分モデルだからだ。バットは、ぼくのたんじょう日にわざわざひめじの所までおばぁちゃとおじいちゃんと一緒に買いに行ったからだ。ぼくはこのような理由をのべた。その後お母さんに
「まだ宝物があるわ。」
と、あわてて言った。それはギガビートと城島健司の写真集だ。ギガビートとは音楽がきけるオーディオプレーヤーの事だ。そのギガビートはぼくが
「アイポッドほしいなー。」
とずっと言い続けていたらある日の、朝にお母さんが
「はい、クリスマスプレゼント。」
とやぶからぼうに言ってきたのでぼくが
「これなに。」
と、きくとお母さんがにこりと笑って
「開けてみ。」
といわれぼくは言われるままにプレゼント用紙をあけるとそのギガビートが入っていた。城島健司の写真集は、長崎県の佐世保市にある、城島記念館に行って買ってもらったからだ。
 ぼくのお母さんの宝物は、おばぁちゃんからもらった真珠のネックレスらしい。おばぁちゃんは十一年前ぐらいに亡くなってしまっていてそのおばぁちゃんからもらったネックレスだからだ。あとお母さんの宝物は、ぼくらしい。理由は自分が産んだからだ。ぼくも宝物は家族だと思う。理由は、ぼくを産んで愛情を注いでくれるからだ。
 ぼくはだれにでも宝があるということがわかった。
「ごちそうさま。」

   講評   mako



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