国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   父とスキー   ひろ

 ぼくは、1月1日に家族でスキーに行った。スキーの前日、ぼくは2年ぶりだからゲレンデをすべれるか心配でよくねむれなかった。
 スキー場に着くと、そこは雪で真っ白におおわれていた。だから、ぼくはもうたまらなくうれしくて、車から飛び出ようとした。
「ガチャ」
ぼくが車のドアを開けたとたん、
「ダメ。着がえてから。」
と、母におこられた。
「ハハハハハハッ。」
兄たちに笑われた・。ぼくは急いでスキーウエアーに着がえて、一番に外に出た。しばらく駐車場の雪で遊んでいると、それを見ていた弟もあわてて着がえ始めた。結局、ゲレンデに行ったのは8時半だった。
 父とリフトに乗る時、ぼくは高い所が苦手だからカチコチに体が固まっていた。リフトを下りてスピードを上げたら、雪や風が顔にビュンビュンふきかかって来た。それがすごくつめたいので、父がやっているようにジグザグですべってみた。下の方でスピードが出てきた。ガシャガシャ。あっと思ったしゅん間、ぼくは転んだ。スキー板もそのしょうげきで取れて、すごく上半身がいたかった。どうやら、下は氷のようだった。リフトに乗っている時父が、
「ダイナミックにこけたけど大じょうぶ。」
と聞いてきたが、ぼくは、
「ぜんぜん大じょうぶじゃないし、いたいし、じゃぶい。」
と言った。あまりの寒さに「寒い」と言おうとしたら、「じゃぶい」と言ってしまった。父のかみの毛も寒そうにこおっていた。父は、兄と待ち合わせをしたから行こうと言って、新雪ののつもっている所へ行った。しかし、兄はいなかった。ぼくがもどろうとしたら、ぼくはまた転び、父も転んだ。立って一歩ふみだしたしゅん間、スキー板が消えた。びっくりして、板をさがした。
「あっ、何かある。」
と、ふわふわの雪の中から取り出してみると、雪のかたまりだった。だが、その横で父がスキー板を見つけた。ぼくが見つけようとしていたから、くやしかった。次は母とすべった。ふつうにすべったのではなく、ゲレンデのすみの方の新雪の上をすべった。その新雪はすごくふわふわだった。まるで、小麦粉の中にいるようだった。気持ちがよかった。
 ぼくはいつも兄弟で遊んでいるが、元日は休みだから父や母と遊べてすごくうれしかった。それは、兄弟で遊んでいると、と中でけんかになる時もあり、楽しさが半分になってしまう。しかし、父や母と遊んでいると、ずっと楽しい気分になれるからぼくはうれしい。さあ、今日は家族で初もうでに行こう。

   講評   kako

 こんにちは、ひろ君。お清書が書けましたね。少しずつ上手に作文が書けるようになってきましたね。この調子で、来月もいっしょにがんばりましょうね!
  
      

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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