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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   また明日〜!!   青空

<また明日—!>
 「また明日〜!!じゃあね〜!!」
月曜日と水曜日は十五時十分で、火曜日、木曜日、金曜日は十六時三十分に家に着いています。十二月二十二日に私とお母さんとお兄ちゃんで日本に一時帰国している時に、お父さんが引越しを一人でやってくれていました。なのでバスが変わったり、友達が変わったりしました。私はまだ親しい友達がいないので、一人で帰っています。帰るとき、一番楽しみなのはエレベーターで十六階まで上る事です。
 前住んでいたガーデンプラザでも、リッツガーデンでも、私だけが運転手さんに、
「早朝好(おはよう御座います)」
「謝謝(有難う)」
と声をかけていました。声をかけるとまるで山びこみたいに必ず返ってきます。その度に、
「みんなはどうしてあいさつを言わないのだろう。」
と思います。
 お兄ちゃんに、聖光学院から電車で帰るとき一番楽しみな事を聞いたら、
「たいていは寄って行かないけれど、寄って行く日はブックオフに行くのが楽しみだよ。」
と答えてくれました。多分よっていくのが待ち遠しくてたまらないのでしょう。私が幼稚園のときは、二駅ほどお母さんが私を自転車の後ろに乗せてシャコシャコと送り迎えしてくれていました。いま思うと、お母さんにとっては重労働だと思います。もしも今の私がお母さんだったら、家事も全てほったらかしにして、ぐうぐうと寝ていることでしょう。ちなみに日本の小学校の頃は歩いて行っていました。
 幼稚園のときは自転車、小学校のときは歩いて、上海ではバス、中学校のお兄ちゃんは電車・・・。皆違う乗り物で通っているなあと思いました。
「また明日〜!!じゃあね〜!!」
私は友達に両手をふりました。

   講評   komiko

 青空ちゃん、こんにちは! 直しましょうとお話していたポイントをしっかりと良くすることができましたね。こうして「たぶん〜でしょう。」と相手の気持ちを想像して書けると、お姉さんぽい表現になりますね。これからも青空ちゃんらしいすてきな表現を自信を持って書いてくださいね。

 「その人らしい会話」を長めに書いたり、「まるで〜のような」を使った「たとえ」をいくつか入れてみたりして、いろんなことにちょう戦して、これからも言葉の森で練習したことを思い出しながら楽しく作文を書いてください。こみこ先生は、遠くから応援していますよ。

 お父さま、お母さまへ
 担当交代になり、指導をさせていただく度に素敵な表現を書いてくれるので、青空さんの作文を毎週楽しみにしておりました。至らぬ指導ではありましたが、楽しく作文に取り組ませていただく機会をいただき、感謝しております。今まで温かく見守っていただきありがとうございました。      

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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