国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   愛情のある躾   ピアノン

 子供が本能や感情で動くときに、早くから親はきちんと教育面で子供の時間というものを躾として教える。最初はわめこうが叫ぼうが許してもらえない。こうして我慢することで自分の立場を子供は自覚し、日常生活を通じてどんなに親しくてもそれぞれの立場があることを躾として覚えていくのだ。その積み重ねにより、将来の判断力の一端が育つ。それを育てることが家庭内の愛情と言える。親は本当の愛情とは何かということを自覚する必要がある。子供の人間形成で大事な点は、人間的な愛情である。本当の愛情とは何なのか、スキンシップで親子の感性や会話が生まれるようにしなければならない。子供が成長していくには家庭の中での愛情ある躾が必要である。
 そう思う第一の理由は、親からの愛情のある躾によって善悪を判断する力を身につけるからだ。
 そう思う第二の理由は、親の愛情なしで育った子供は、他人にも愛情をかけることが出来ないからだ。マザー・テレサは、裕福な家庭でたくさんの愛情を注がれながら育てられた。もしそのような家庭で育てられなかったら、マザー・テレサは修道女にはならなかったかもしれない。
 確かに、子供には生まれながら持っている素質と言うものがあるかもしれない。しかし、「ロバが旅にでたところで、馬になって帰ってくるわけではない。」と言う名言もあるように親の愛情ある躾が大切である。そうすることで子供も、立派に育つのではないか。


   講評   onopi

 第一段落の要約の後、是非の主題が書けました。(私は〜と思う。)と書けるとあなたの主張だということがはっきりすると思います。その後第一の理由が書けました。何がよくて何が悪いのかその線引きが難しい場合もありますが、基本的な考え方は家庭の方針の大きく左右される気がします。親がどういう考え方を持ち、どう判断するかが子どもの考え方に影響を与えますし、躾の面でも同様にそういうものが親の態度に表れていると思います。次の段落で第二の理由と実例が書けました。マザー・テレサは、マケドニアの裕福な家庭で育ちました。豊かな愛情を注がれながら育てられたからこそ、他の人へ情愛が人一倍強かったのではないかと思います。最後の段落で反対意見への理解を示した後、名言を引用しながら意見をまとめることができています。
    

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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