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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   親の躾   おわせ

 最近の子供は親からの愛情が足りないと思う。今東京にたくさんいる「ギャル」が始まった理由は、インターネットで知り合ったとある1つのグループがみんな親に自分を見てもらいたくてなったのだという。もしも私がああなったら・・・自分の親も自分のことを見てくれるのではないか。と思った人たちから始まった意外と悲しい人たちのあつまりだったのだ。とこの前テレビで見た。だから私は、やっぱり子供の成長に欠かせないのは家庭での愛情のある躾だと思う。
 その1つ目の理由は、何も分からない子供は親から受ける愛情のある躾によって、世の中の良いこころと、悪いところを見分ける力を身に付けるからだ。親が子供を本気で怒るのは将来良い子になってほしいからであって、子供が嫌だからではない。例えば、よく聞く話ではお金持ちの人が子供を怒らずにとっても甘やかしてそだてたという。大きくなって世間に出たその子供は何もできない上、悪い人たちにつかまって、麻薬に手を染め、今で言うヤクザになってしまったそうだ。このように親が愛情のある躾をしなかったせいで、世間に出てとても困ったことになるのではないか。
 そして2つ目の理由は、親から愛情を注がれないでそだった子供は、他人に愛情を注ぐことが出来ないからだ。例えば、子供の頃に親からの愛情をまったく注がれずに育った人が、大きくなって結婚して子供を産んだとしよう。その親の愛情を知らずにそだった人は自分の子供に愛情を注ぐことは出来るだろうか。確かに出来ないことはないかもしれないが、私は難しいと思う。それがどんどん繰り返し繰り返しで世間交代していくと、この世には「親の愛情」というものがまったく無くなってしなうのではないかと思う。
 確かに子供には元々の生まれ持っての才能というものがある。しかし、「ロバが旅に出たところで、馬になって帰ってくるわけではない。」という名言があるように、親の愛情がたっぷりつまった躾がなければ立派な大人に成長することはない。

   講評   miri

 ギャルの始まりの話、初耳でした。意外ですね。
 社会に適応できるようにきちんとしつけることと、愛情を注ぐことがうまく溶け合ったしつけができればよいのですが、現実的にはこのバランスがなかなか難しいようですね。

 理由は二つとも、明確に書けています。全体のまとまりも非常によいでしょう。

                      

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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