創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ペット   柏もち

 (要約)生きたチョウチンアンコウがどのようにして光るのかは、長らくだれもしらなかったが、一九六七年、日本の水族館においてそれが確かめられた。ずっとさかのぼって、イタリアのナポリ水族館では、一八九九年に生きたダルマザメの発光がガラス越しに観察されている。水族館では、傷つき弱って入ってきた魚の健康を回復させることがほとんどできないので、そこが一番弱い。
 似た話は、金魚と外国のカブトムシだ。ぼくの家で、一番長生きしているのが家に来て四年半生き続けている尾びれが大きい黒い金魚だ。最初は二,五センチメートルくらいの金魚すくいでつれなかったおまけでくれた一匹なのだ。それが、今、全長十五センチメートルくらいの大きい金魚に成長したのだ。今も元気にくらしている。外国のカブトムシは、一昨年の夏にホームセンターで、たまたま見つけて買ったのだ。オス、メス一匹ずつセットで売っていた。日本のカブトムシと外国のカブトムシは大きさも気性も全然ちがった。オスの全長が十センチメートルくらいで、日本のカブトムシとの差が、(たとえ)まるでゾウと牛の差くらいあった。気性は、日本のカブトムシはおだやかなのに、外国のカブトムシは、あらっぽかった。
 (聞いた話)お母さんの、似た話は、昔イヌとネコとハトをかっていた。イヌとネコは幼稚園前の四歳ごろに飼っていてネコといっしょに寝ていたそうだ。だが引越しの時に親せきにあげたそうだ。ハトは、小四にお父さんが四羽もらって来て、お父さん手作りのハトごやで飼っていたそうだ。朝ハトごやのとびらを開けると、夕方には帰って来ているのだ。しかし病気になってえさも水も飲めなくなってしまって、ガーゼにとうとう亡くなってしまったそうだ。イヌの二匹目はうれしくってすぐ散歩に行ったら田んぼのあぜ道の水たまりの水を飲んでしまって、どうやらその田んぼはさっき農薬をまいたらしくて、あわをふいて亡くなったそうだ。あまりにも悲しくてそれ以来飼っていない。
 (分かったこと)生き物には、寿命がある生き物がいれば、うまくいけば長生きする生き物もいる事が分かった。

   講評   naruko

がんばってパソコンから入力したのですね。しかも、指導のあったその日のうちにきちんと書き上げたのはさすが! 字数も800字を超えたね。
◆第一段落
 うまくぬきがきができました。最後の一文は、‘深海魚が’水族館で飼育できない理由だということをきちんと補いましょうね。
◆第二段落
 ペットとして飼っている金魚がとても長生きしている話が書けました。外国産のカブトムシについても、「気性は日本のカブトムシにくらべてあらっぽいものの、飼育はしやすかった」などと書いたほうが、似た話としてはわかりやすいですよ。
◆第三段落
 聞いた話が書けました。お母さんには、ペットのつらい思い出が多いようですね。生き物を飼育することのむずかしさを考えさせられる話です。
◆第四段落
 わかったことが書けました。「ペットとして一般的に飼われている生き物でさえ寿命は様々だ。ましてや深海魚のように環境の変化に弱く、傷つきやすい生き物を飼育するのは、どんなに大変なことか想像できる。」などと、全体を振り返ってまとめてみましょう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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