国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   余白の美しさ   アトム

 新聞というものをまるで読まないと言い切っている人がいるそうかと思うと朝、手洗いで新聞の広告を見るのが最大の楽しみだという人もいる。私はどちらのほうに近いのだろうと考えてみた。たしかに、私は新聞が一生懸命に論じようとしていることのいい読み手ではないような気がする。たいていの場合、新聞が無名性の名において大衆を善導しようとして声高にといている論述と一人一人の新聞人が生きている現実とのズレを、そのまま出してくれるような紙面にあまりお目にかからないからである。
本についても音楽についてもしかるべき欄ではなく、コラムの方から得られる情報の方に生き生きとした関心を呼ぶものが多いというのは、情報の活性化の面でちょっと気に留めておく必要がある事実かもしれない。やはり宝探しのように、情報も、予想されないような背景に含められているほうがユニークなメッセージを帯びる可能性が大きいといえるのかもしれない。だから僕は行間や余白というものにもっと目を向けるべきだと思う。(要約)(是非の主題)
 一つ目の理由は行間や余白のように一見やくにたたないようなことが重要な役目を果たしていることがあるからだ。ただ単に教えてもらうよりは、雑談などが入っていた授業のほうがかえって頭に入ることが多いからだ。僕が小学校に教わった音楽の先生は授業のほとんどを雑談で通しており、遊んでるのではないかと思われたりしてもおかしくないことを話している、親から文句を言われてもおかしくないようなことしか言っていなかった。「こいつは本当に教師なのか」と疑っていた。しかし今考えてみると、雑談の中にしっかりとした内容を含んでおり、その雑談をオブラートとして包み記憶に刻んでおく学習方法だったのだ。雑談のすばらしき能力というものを重宝するべきであると思う。(複数の理由1)(体験実例)
 二つ目の理由は行間や余白というものがなかったら疲れてしまうからである。学校でも、授業と授業の合間に休憩というものがなくてはその後に集中するということは難しいのではないかと思う。データによると、男性、女性とともに、収入増と労働時間の短縮のちらを選ぶかという問いに対し、時間短縮のほうを選ぶ割合がとても高くなっています。
このことから連続した行動には休憩というものが必要なのであり、それをうまく維持していくには、それなりのものがいるのである。僕も勉強をしていて、ただそのまま頭を使っていたらやる気や集中力がきかなくなってしまう、僕にとっても休憩は勉強という砂漠の中にあるオアシスというような存在なのである。(データ実例)(複数の理由2)
 たしかに中身が充実していることは大切だ。しかし「雑草とはまだその美点が見つかっていない植物である」という名言があるように、人々の行動をより楽にそしてより活性化させてくれるというすばらしい機能を果たしてくれる行間や余白のことを、簡単に侮ることはできないと思う。(反対意見への理解)(名言の引用)(是非の主題)

   講評   sarada

雑談の中にも、キラッと光るものがあるなんて、いい授業だったんだね。一見だけでは、わからないことも多いけれど、それを見極められる人間でありたいね。それには余白にも目を向けられる広い視野が必要だね。
休憩は、身体を休めるだけでなく心にも余裕をもたらします。それは、効率をあげることにもつながるね。アトム君の勉強にも必要だね! 
さすがに【名言】 だね!? 行間や余白に目を向けて生きたいね。




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