国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2259 今日1908 合計6780
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   「春のまつりはひなまつり」   ウルトラマン

 春のまつりはひなまつり 
             ウルトラマン 
 「あ、それとって。」
 「じゃ、かざろうか。」
 「かっこいいなー、この刀。」
 「あまりおひなさまにさわらないで。べとべとになっちゃうから。」
 ぼくの家では、今日、二月十一日におひなさまかざりをしました。
 二月三日の立春をすぎると、こよみの上では、春です。今日は、あたたかくて気もちのいい日でした。
 妹のNちゃんは、おひなさまを出してもらえるのでうれしくて、まるで自分がおひなさまになったようにはしゃぎ回ります。
 ひなまつりのオルゴールを、何ども聞きながら、ぼんぼりに火をともして、ぼくたちはおひなさまにじーっと見とれていました。
 夏には「おまつり」がたくさんありますが、春のおまつりは、ひなまつりだけです。ぼくは、Nちゃんがおひなさまのようにかわいらしい女の子になってくれるといいな、と思いました。
 男の子のおまつりは、五月五日の子どもの日です。ぼくは、きょ年の夏休みにかいた、手がきこいのぼりを上げようと思っています。ぼくのおまつりは、もうしばらくおあずけです。
             

   講評   utiwa

 ウルトラマンくん、こんにちは。

Nちゃんとおひなさまをかざったことを書いてくれましたね。作文をよんで、先生のむすめがまだ幼稚園生だったころのことを思い出しました。かざってある間は、おやつも、ごはんもいつもおひなさまの前で食べていたっけ、なんてね。
 作文ですが、今回もとてもよく書けています。特に話のすすめ方がうまい。会話からはじまって、かざったときのようす、ほかのおまつりのこと、思ったことというふうに、みじかい中にもきちんとした流れがあります。「かっこいいなーこの刀」と言っているのはきっとウルトラマン君ですね。

特によくできていたこうもくは…
◎だいざい はじめににぎやかなやりとり(会話)が書けたね。会話から始まっているというのもこうかてきです。
◎ひょうげん 「まるで自分がおひなさまになったように」から、Nちゃんがうれしそうにしているようすがよくつたわってきます。「おひなさまにじーっと見とれていました」というひょうげんもいいです。
◎しゅだい とちゅうの思ったことが入りました。先生は、ウルトラマン君のおにいちゃんらしい一めんをはっけんしました。





毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)