国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間的な愛情の躾   クルミ割り人形

最近キレル若者が問題になっている。そういった若者は本質的な問題に気づき正しい判断ができないのだ。
人間が本質的な問題に気づき正しい判断力を持って成長していくためにはいろいろなものが必要だ。
彼らはその中の何かが足りない。それは、子供の成長過程での家庭での愛情のある躾だ。
第一に子供は親からの愛情ある根気強い躾によって善悪を判断する力を身につけるからだ。
日本では昔から父親がキチンと善悪や礼儀を教えていました。愛情を持ちながら、厳しく躾をしたものです。盲目的に可愛がらないそういう分別というものを精神的につけていく家風がありました。そうやって、昔のこどもは善悪を判断する力をみにつけていました。
しかし、いまでは理不尽な親や度が過ぎた可愛がり方をする親が多い。そういう、親は愛情を込めた躾をやらない。
第二に親からの愛情を受けなかった子供は、他人にも愛情を与えることができないからだ。
10代女性のストレス解消法と10代男性のストレス解消法の1位はどちらともカラオケである。このように、人間には他の人とのコミュニケーションや愛情や交流を求める気持ちがある。
でも、確かに子供にはそれぞれ生まれながらに持っている素質や性格というものがあるだろう。しかし、「ロバが旅に出たところで、馬になって帰ってくるわけではない。」という名言もあるように、親の愛情ある躾がなければ子供は立派な成長を遂げることはできない。
親の愛情ある躾があればキレやすい若者は減るだろう。

   講評   kira

 クルミ割り人形くん、こんにちは。構成がしっかりした作品です。感想文の課題の時には、まず長文の要約で話題づくりをしていきます。要約の練習だと思って、200文字程度にまとめてみよう。そのあとに「○○は大切だ」という意見を挙げます。
 第一の理由の裏づけとして、昔のいわゆる頑固親父を挙げました。ここに、自分自身が小さいころに厳しく躾けられて有難いと思っていることも書き加えるといいね。
★ここだけ文が「敬体」になっているので注意。
 第二の理由では効果的にデータが使えました。データでは数字も引用するように心掛けてみてください。
 今の時代に必要な意見文に仕上がったね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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