創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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私の熱帯魚 プリヤ
チョウチンアンコウの最初の記録は一八三七年であるから、もう一五五年も昔から大勢の科学者の興味を引いていた。「この生きたチョウチンアンコウは、今までのいろいろな謎をといてくれた。このような機会はおそらくもうないであろう」と、横須賀市自然博物館の報告に書き添えられた羽根田博士にとって、あの日は一生で一番幸せな日だったことであろう。深海魚が水族館で飼えない、それが深海に棲んでいるという事実よりも、深海に棲んでいるために皮膚や内臓が傷つきやすい、体がもろくてこわれやすい、環境の変化に弱いという理由の方が大きいようだ。私はこの長文を読んで、どんなに科学が進んでいても、深海魚を飼育するのが難しいということを知ってびっくりした。私は家で飼っている熱帯魚が二匹死んでしまった。
私は家で熱帯魚を14匹も飼っていた。私が買っている熱帯魚は育てるのが簡単なはずの魚ばかりなのに、2月になってから2ひき死んでしまった。死んだ魚は両方とも、ネオンテトラというめだかぐらいの大きさの、小さな魚だ。この魚が死んでいるときずいたのは、私の弟だった。私の弟は水槽をみて
「あ、僕のネオンテトラが死んでる。」
と父に教えた。そしたら私の家族みんなで、水槽を見に行った。私と妹は一緒に
「うわー気持ち悪い。」
と口をおさえた。そのネオンテトラを庭に埋めた後、私は父と母と一緒にネオンテトラが死んだ原因を考えた。私は
「病気で死んだんじゃないの。」
と父と母に言った。私の父は、
「水がきたなかったのかな。」
と私の話をぜんぜん聞いていなかった。私の母は、インターネットを使っていろいろ調べてみた。そしたら母が、
「水槽のフィルターの水が強すぎたんだよ。」
と私と父に言った。そして今はフィルターを弱くしてネオンテトラを飼っている。
私の妹は、学校でも、熱帯魚を飼っている。今はネオンテトラとなまずだが、少し前まではネオンテトラとシャークという魚がいたらしい。でも、シャークとネオンテトラは、飼い始めてからすぐに、病気で死んでしまったらしい。そして、今はなまずとネオンテトラを飼っている。わたしはもう死な無いといいなっと思っている。
私は長文を読んで、深海魚を飼育するのはとても難しいということが分かった。
講評 hira
飼うのが簡単な種類の熱帯魚だったはずなのに、残念なことに死んでしまったのですね。その時、それぞれがそれぞれの理由を言っているところが興味深いです。それだけ生き物は難しいと言うことですね。お母さんが一生懸命ネットで調べてくれて原因が分かってよかったです。今度は長生きできるでしょう。
第一段落 ◎ 要約
大事なところと書き抜けています。
第二段落 ◎ 体験実例 ● たとえ ○ その人らしい会話
詳しくエピソードが書けました。「私の話をぜんぜん聞いていなかった」こういう一言が書けること、かなり重要です。たとえをどこかに入れておこう。
第三段落 ● 前の話聞いた話 ◎ ダジャレ表現
妹さんのクラスでも飼っていたのですね。自分の感想がしっかり書けているところが良いですよ。
第四段落 ● ことわざの引用 ● わかったこと
わかったことが書けました。これと一緒に作文全体を通じて、わかったことも書いておくと良いですね。
※表記 死な無いと→死なないと
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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