国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   大相撲をはじめて見にいったとき   ゼニガメ兵

 大相撲を初めて見にいったとき、びっくりした事がある。それは、取り組み中、観客席が四六時中ざわざわしていて、呼び出しから仕切り、立ち会い、組み合い、そして勝負までのしだいに盛り上がっていくはずの緊迫感がぜんぜんないということなのだ。それどころか、そもそも立ち会いの瞬間も注意をこらしていないと、すぐ見逃してしまい、眼をあげたら勝負は終わっていた、ということもしばしばだ。おしゃべりだけではない。聴衆は演奏中にさまざまな「副業」を行っていた。ツェルターは後に1774年のベルリンでのコンサートの回想の中で、「無数のパイプから立ち寄った煙草の煙のもやの中で指揮をすることは容易ではなかったろう。」と述べている。僕も将来、観客として態度や気分になのかを確かめていきたい。
 方法その一、参加による混乱を恐れない事だ。体験実例としては修学旅行で行った8人乗りボートで全員参加をした事だ。この日は川がとても冷たく、たとえ泳げる人であっても「冷たぁーーい!!」と叫んでしまうくらいだから、ボートから落ちてしまったら素早く助けるという訓練をした。僕はそんなこんなでいろいろと混乱していた。でも幸い乗るボートはすぐには落ちないタイプだったので安心した。ちなみにスタート地点で僕はボートの一番前に乗った。でも残念ながら途中でボートのスタッフが「前後交代だっ!」と言ったせいで、ボートの一番前に乗ったままで到着することはなかった…。急な波がよく見えるせいでスリルがあって楽しかったのだが……。<複数の方法A>
 方法その二、上に立つ人が何でも自分でやり過ぎない事だ。明治維新が成功したのは、西郷隆盛や勝海舟のおかげ。これまで血を流してでも自分の意見を押し付けるのが常識というのを変えたのだ。この人たちのおかげで無事明治時代を迎えることができた。<複数の方法B>
 確かに、静かに聴取する演奏会のような場があっても良い。しかし、これからは観客参加を考えていく必要がある。家の批評ができるのは、建築家ではなくそこに住む人たちだ。

   講評   iyu


 観客参加のマイナス面を反対意見への理解として考えながら、観客参加の方向が時代の流れだということで意見を書いていますね。
<方法一、二>苦労したり、混乱があっても参加することに意義がありますね。また、なんでも一人でやりすぎないことで、周りの人が成長することができるという伝記実例も入れることができましたね。

伝記実例や名言を入れるときは、<引用>がわかるように書きましょう。

*観客として態度や気分になのかを ー 観客として態度や気分になにかを
書き終えたあとに、読み返すようにしましょう。



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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