国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   コレラきん、さすが!!   なの花ナナちゃん

     コレラきん、さすが!!
(決められた課題で書く・題名の工夫)
 わたしがこの話を読んで一番びっくりしたことや知らなかったことは、古くなったコレラきんが人間の味方をすることです。
 お母さんにわたしが小さいころによぼうせっしゅをしたときの話を聞いてみたら、
「聞くもなみだ、語るもなみだの物語でね、あんたをおばあちゃんにあずけてよぼうせっしゅを受けようとしたけど、お医者さんのすがたをみただけで泣いてさけんであばれまくるから、わたしが仕事場から帰ってきてかんごふさんと、おばあちゃんと、わたしの三人でおさえつけて、やっとこさよぼうせっしゅを受けられたんだよ。」
と、はずかしそうな顔をしていっていました。(前の話・聞いた話)
お母さんが子どものころのことのことは
「あまりおぼえてないなー。」
と、むずかしそうな顔をしていました。お母さんはまるでお年よりになったように、鼻の頭がしわくちゃでした(いろいろな言った・たとえ)
 わたしは、はじめコレラきんは古くなってもたいして変わらないと思っていましたが、古くなったコレラきんは人間の味方をすることをはじめて知りました。コレラきんってすごいなー。(自分だけが思ったこと)

   講評   mae

 予防注射(よぼうちゅうしゃ)は小さいころから受けてきましたが、考えてみると、菌(きん)を体に注射するのだから、実はこわいですよね。先生はけっこう注射は好きで(笑)、お医者さんが注射針(ちゅうしゃばり)をさしているところをじ〜っと見ているへんな子どもでした。
 むずかしい感想文の勉強だったけれど、よくがんばったね。すごくよく書けていました。まずびっくりしたのは、一段落の「びっくりしたこと」。これはこの長文の中で、ナナちゃんが一番いんしょうにのこったことでしょう? つまり、この感想文の中でなにを中心に書きたいかということになるよね。そのあとの四段落は、もちろん最後の「思ったこと」になるのですが、ここに一段落と同じ内容を書けていました。これは、すごくいい工夫です。読んでいる方は、ナナちゃんがこの長文について、何を一番書きたかったのかわかるもんね。すごく上手だったよ。
■題材(前の話・聞いた話) ナナちゃんも小さい時には予防接種はこわかったのですね。お母さんのおもしろいインタビューができました。三段落のお母さんの子どものころの話はあまりおぼえていなかったんだー。ざんねんね。では、しつもんをかえて、「予防接種にはどんな種類があるのか」聞いてみるといいよ。けっこうたくさん種類があるのですよ!
☆()書きでこう目を書いたのはバッチリ。ただ、題名は、本文中にもう一度書かなくていいですよ。本文の最初に、題名を書かず、いきなり(題名の工夫)などと入力してくれればOK♪
☆来週は、進級テストの作文もいっしょにしあげるよ! 何を書くか考えておいてくださいねー。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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