国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   環境にフィットしている生物   ブルーのインコ

 島では大きいものは小さくなり、小さいものは大きくなる・島に隔離された動物に見られる、このような体のサイズの変化の方向性が「島の法則」と呼ばれるものだ。なぜ島では動物のサイズが変化するのだろうか?一つの要因は捕食者であろう。大きいもおのは小さくなり、小さいものは大きくなる—島の法則は人間にも当てはまりそうだ。<<ようやく>>
 ぼくは今年の九月からイギリスに留学する。ぼくはイギリスの学校が良いのは知っていたが、詳しくはよく知らないので、母に
「なんで、お母さんはぼくを留学させちょうと思ったの。」
と聞いてみた。母は
「イギリスはマナーが良いし、これから、英語は必要だし、井の中の蛙にならないで、小さい時から世界を見て欲しいからよ。」
と考え深そうに言った。ぼくも、小さい時から世界を見るのはとても大切なことだと思う。
 ぼくの母は中学三年生まではクラスで一番勉強ができたが、進学校に入学すると、みんな頭が良かったので、順位が平均になってしまったという。中学校にいた時は勉強ができると思っていたけれど、高校に来て自分が井の中の蛙ということがわかったという。やはり、上には上がいるものだ。しかし、母は人の倍勉強してクラス二番目に勉強ができるようになったという。<<聞いた話>>ぼくは絶対努力は報われると思う。
 ぼくは日本でずばけた巨人と呼びうる人物が出て来ないのは、日本の人口が少ないというのと、外国人があまり日本に住んでいないからだと思う。
 ぼくは長文を読んで自分のいた環境で自分は変わるということがわかった。<<わかったこと>>環境の変化に対応できる生物はまるでねんどのようだと思う。<<たとえ>>

   講評   koni

【第一段落】 簡潔にまとめることができています。すばらしい要約です。

【第二段落】 にた話を見つけて書くことができましたね。「考え深そうに」と会話文の後にようすを説明したところがいいね。自分の意見をこの段落の最後に書いたところもいい。
 この長文には、「島」「大陸」という言葉が何回もでていたね。日本は、島のほうへ入るし、イギリスも地図上では、島国と言えるね。しかし、民族で区別したら、日本は単一民族国家であり、イギリスは多民族国家と言われている。多くの民族・宗教・文化が共存する国では、様々な考え方があり、認め合う心が必要になってくるね。そこで多くのことを学ぶことができるんだね。イギリス留学は、とても楽しみだね。最後の結論に楽しみなことが具体的に想像できるなら、そのことを書いてもいいね。

【第三段落】 聞いた話を書いて、話を転換することができました。「島の法則」というのは、おもしろいね。このことについて、お母さんと話ができてよかった。お母さんの生き方からも学ぶことがたくさんあるね。
 長文の内容から、「島の法則」の要因について、自分の考えを書くことができました。よく考えて、自分の考えをはっきり述べたところがいいね。

【第四段落】 「まるでねんどのよう」というたとえは、おもしろい。よいまとめができました。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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