国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「新聞というのをまるで」を読んで   コムギコ

新聞というものをまるで読まないと言い切っている人がいる。そうかと思うと、朝手洗いで新刊書の広告を読むのが最大の楽しみだという人もいる。どちらかといえば、私は、行間と余白の読み手であるのかも知れない。   だから、あえて大胆なことを言わせてもらえば、一年に一回か二回は、新聞休刊日の代わりに、公募して素人に編集をまかせる日とか、政治面、学芸、芸能、広告といった区別を全く取り去った日があってもいいはずではないかと思われる。それこそが、縁日の中の縁日としてカーニバル的活力を新聞に吹き込むきっかけを与えるかも知れない。新聞や南下でも行間や余白にもっとめを向けるべきだと思う。
 その理由は第一に行間や余白など目立たないものが重要な役割を果たしているからだ。例えば学校の授業などでもずっと先生が教えることを行っていては、つまらないし、眠くもなる。そこに行間や余白つまり授業では横道のそれた話題をする事で、眠気やつまらなさを追い出し、話が元に戻ったときもまた少しの間は集中できると思う。だから行間や余白は何事にも必要なのだと思う。
 その理由は第二に行間や余白というものが無かったら、疲れてしまうからだ。新聞でも行間が一つもなく余白もなく文字で埋まっていたら読むのにも疲れるし読む気をなくすとい思う。授業も国語数学社会理科体育音楽と休み時間、余白なくあると授業に集中できない。データによると男性、女性共に収入増と労働時間短縮どちらを選ぶかに対して、時間短縮を選ぶ割合のほうが多い。
 確かに中身が充実していることは大切だ。しかし、「雑草とは、まだ、その美しい点が発見されていない、植物のことである。」という名言もあるように、中身だけを読むだけではなくもしかしたら、行間や、余白に、いろいろな発見がある可能性があるのだから、行間や余白にもめを向けることが大事だと思う。

   講評   muri

 勉強をやっているつもりでも、実はえんぴつをけずったり、プリントを探したり、あるいは急に耳掻きがしてみたくなったり、ちょっと犬にちょっかいを出してみたり、勉強以外のことをやっている時間が案外多くありませんか?無駄な時間のような気もしますが、そういう時間にも大切な時間なのかもしれません。もちろんそんな時間ばかりで、勉強そのものの時間がゼロになっては困りますけどね。

●是非の主題:要約と自分の意見(是非の主題)の区別がはっきりわかるように気をつけましょう。「私は」という主語を入れるだけでOK!でも、それがないと、自分の意見がぼんやりしてしまいます。
●複数の理由:新聞の行間と、授業中の先生の余談を関連づけて説明した点がとてもいいですね。ものごとにはさまざまな行間があります。自分にとって大切な行間を自分なりの言葉で説明できているので、とてもわかりやすい内容になっています。
ただし、1つ目の理由と2つ目の理由が、とてもよく似ているので、少し注意してください。
●体験実例:授業中横道にそれた話をもっと長く書いてみるといいでしょう。印象に残っている先生の無駄話や、脱線した話など、具体的であるほど、コムギコ君の意見がより強く伝わります。
●データ実例:今回は難しかったのではないかと思いますが、とてもうまく実例を入れることができていますね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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