創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   共に生きている   たけぞう

「都内にはめずらしくほそうされていず、道ばたには草が生えていた。私自身もコンクリートにはあきあきしていて、道ばたに草が生えている風景を心ひそかに楽しんでいた。ハイキングに行けば「緑がいっぱいで気持ちいいわねえ」と喜ぶ人も、自分の庭に出てきた雑草は血眼で引き抜いてしまう。」
僕はこれを読んで、一番に感じたことは自然に対する人間の考えの変化だ。ハイキングに行って「緑がいっぱいで気持ちいいわねえ」という言葉は表だけのものだ。
もし「緑」が好きなら自分の庭に出てきた雑草も大切にするべきだ。
僕は前によく、家の雑草を抜いていたことがある。「外庭きれいにしてくれるとうれしいな〜」とかいって、遠まわしに言うので断りにくい。確かに雑草は嫌いだ。夏で、雨の次の日は足にしずくがついて、むかむかしてくる。また、安全性としても危ない。泥棒が入ってきたときに草が多いとわかりにくいからだ。
ところで、雑草は何でこの世にいるのだろうか。みんなにのけ者にされているのに・・・。この世にいるのは、何か意味があったからに違いないが。人間も同じである。何か意味、使命があるのだ。それは自分で探していく。僕は、雑草のようにたくましくなりたい。(雑草にはなりたくないが・・・)
最近人間の都合によって、森林が破壊されている。いわゆる自然破壊だ。自然破壊とは、人間によって手を加えられる事がない、あるがままの状態のものを、人間の手を加えて破壊することをいう。人間が直接的に手を加えて破壊すること(森林破壊など)もあれば、人間の活動によって間接的に影響を受けて破壊に至る(大気汚染など)こともある。
「あるがままの自然」に人間の手を介入させること自体が「あるがままの自然」では無いと見なし、人間の手を加えてしまうことそのものを指すこともあるが、いずれにしても人間の都合によって自然が変えられてしまうことには変わりは無い。自然に支えられながら、人間は生きていくことができるというのに、自然破壊するのはおかしいことではないか?
人間にとって、自然は大切な生き物である。たとえ雑草でも、ともに生きているのである。

   講評   yuta

 3月です。学年のまとめをする月ですね。小6の人は、小学校生活のしめくくりでもあります。ひとつひとつの思い出に感謝しながら、しっかりと過ごしましょう。
       
☆3.1週は進級テストです。合格の条件は以下の通り。合格めざしてがんばりましょう。
1:決められた課題で書くこと。【たけぞう君の課題は「がんばったこと」「料理を作ったこと」です】
2:項目表の●マークの項目が全部できていること。【たけぞう君の項目は「前の話聞いた話」「たとえ・ことわざの引用」「一般化の主題」「書き出しの結び」です】
3:項目シール(4枚)がはってあること。(パソコンで送る人は、シールの代わりにそれぞれのキーワードを本文中に書いておいてください)
4:目標字数以上書けていること。【たけぞう君の目標字数は1200字です】

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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