創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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節分 ゆうたん
「鬼はー外!福はーうち!!」 わたしはお父さん鬼に向かって豆をなげつけた。わたしは去年節分の時、豆まきをした。お父さんが鬼をやって、わたし、姉、妹、お母さん4人で豆をなげた。年に1回の大事な行事だからとても心に残っている。
去年は和室で豆まきをすることになった。その前まではマンションだったから、リビングやげんかんでしかできなっかたが、去年は和室でやることができた。はじめは和室の戸を閉めてわくわくしながら、お面をつけたお父さん鬼が登場するのを待っていた。そして「ガオー!鬼だぞ〜!」
お父さんが入って来た。妹はちょっぴり本気でこわがっていた。そして4人で
「鬼はー外!福はーうち!」
と言ってお父さんになげつけるとお父さんは
「イテテテテ・・・・。」
と言って豆をふみつぶしながらにげまわっているすがたは、まるで節分の本にのっていた鬼がにげているところと同じようだった。自分の豆入れの豆をすべてなげたらそこでお父さんは部屋から出て行った。わたしはなぜかスッキリした気分だった。そしてお面をとったお父さんも来て、みんなで豆を食べた。大豆はあまり好きではないが、その時はとしの数だけではなく、それ以上食べた。その後は片付けだ。すぐに終わってしまったけど、来年もやりたいな、と思った。節分の豆まきは昔からの行事であるが、とても楽しい行事だと思う。
わたしは小さいころから家族で豆まきをしている。保育園に通っている時は、保育園でも豆まき集会などとあって、鬼のお面や、豆入れなどを作ったりしていた。わたしは製作が好きだったので、毎年楽しんで作っていた。よく覚えているのは、赤鬼のお面を作った時だ。あらかじめ先生たちが、目や口などを切り取ってくれていて、かみの毛や角などをわたしたちがつけるのだ。1番むずかしかったのは、かみの毛だった。長い毛糸を、ボンドで鬼の頭につけるのがむずかしく、手がベトベトヌルヌルになってしまって、頭に毛糸をつける時にも毛糸が動いてしまったりして、大変だった。完成したのを見てみると、やっぱりかみの毛がぐちゃぐちゃだった。小さいころのわたしは製作も節分の楽しみの1つだった。小学校にあがったら、もう作らなくなったが、そういうのをたまには作って楽しむのもいいと思う。
節分の豆まきは、「鬼は外、福はうち」と言うが、それは悪い鬼を追いはらい、元気で健康にいられるようにという、昔の人の願いがこめられた言葉だとわかった。次の時までずっと元気で健康にすごせるようにこれからも家族と豆まきをしたい。
講評 onopi
初めてパソコン書きで作文を送ってくれましたね。よくがんばりました。作文もよく書けています。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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