国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   夢の豆まき   スケートねこ

 「節分って何だろう?」
 私は三才の時、アメリカに引っ越してきた。だから、日本でやる節分のことは知らなかったのだ。調べてみると、毎年2月3日ごろ豆をまいて悪りょうばらいをするということが書かれていた。私は豆まきをやってみたいなあ、とちょっと思った。豆をまきながら、
 「おには外、福は内!」
 とさけぶということは知っていた。しかし、もっと節分の意味や豆まきのことを知りたかったのだ。私はネットで調べて、母に子供のころの話をしてもらった。すると、私が想像していた以上に節分という行事は深いことに気付いた。
 ネットで調べたら、次のようなことが分かった。一つ目は、豆まきは平安時代のころからあって、おにをはらうためとか、えほう巻きという太巻きずしを食べるということが分かった。二つ目は、日本のほとんどは、大豆を使うけれども、北海道では落花生をまくこともある。その年の悪いことをはらって、新しい年のいいことを願うことでもある。三つ目は、日本の節分は、中国のおおみそかで、日本の春の日は、中国のお正月だということも分かった。四つ目は、えほう巻きは、かんぴょう、キュウリ、シイタケ、たまご、うなぎ、でんぶ、など七つの中身を入れると言われている。えほう巻きを食べる時は、小さく切るのではなく、一本丸ごと食べる。えほう、または幸せのくる方向を向いて食べることが分かった。まるかじりするから、食べているすがたはまるでおにみたいだ、と思った。食べている途中は、何もしゃべってはいけないという人もいる。
 私は、誰かが実際に豆まきをするのは見たことがなかったから、母にどんな体験だったかをきいてみた。子供のころ、学校でおにのお面を作ったけれど、自分のはとても変だったと言っていた。豆まきをした時は、両親に、
 「ちゃんと大きな声で言いなさい!」
 と言われて、
 「おには外、福は内!」
 と早口で言って、すぐに家の中ににげたらしい。どうしてにげたかというと、外に向かって大声で言わないといけないけれども、むかiのアパートの人に聞こえるといやだったからだそうだ。
 節分とは、意味も歴史もとても深いということが分かった。私は節分は豆をまいておにをはらうことをするだけだと思っていた。でも、じゃ気をはらっていいことを願うことや、幸せの方向を向かって太巻きずしをかじったり、自分の年より一つ多く豆を食べるなど色々なことをして、今年もいい年になるようなことをするとは全然知らなかった。あと、一年間病気をしないことを願うということも分かった。私は、豆まきをしたことがないので、いつかはしてみたいと思う。

   講評   kiri



 こんにちは。二段落目の調べたことを整理して書き、わかりやすくなりました。

  もう三月。今学期最後の月です。来週は、進級テストもあります。がんばりましょう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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