国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   本当に大切なこととは   アップル

 《要約》ヨーロッパのリンゴは大衆的な果物だが、日本では高級化の道を進んできた。リンゴの袋かけは当初、幼虫が果物に深く穴をあけて致命的な害を与える、シンクイムシ類の被害防止が目的だった。しかし、化学農薬が発達し、別の防除技術が確立された現在でも、袋かけは根強く残っている。味よりも見た目を優先する日本人の美意識には、軌道修正が必要である。
《前の話・聞いた話》私はこれを読んで思い出した話がある。ある日家族で百貨店に行った。その時におばあちゃんにあげるハンカチを買って
「プレゼントです。」
と言うと、お店の人は、ハンカチを薄い白い紙に包んで、その次に箱に入れて立派な包装紙できれいに包んで、紙袋に入れてくれた。受け取ると少し分厚くて、重たかった・・・。《たとえ》まるで文庫本みたいだった。
《前の話・聞いた話》このことについて母に聞いてみると、
「お母さんは、どんなに豪華でかわいいブランドの服やカバンを持っている人でも、きたない言葉を使っている人とか、食べ方がきたない人は、あまり美しい人とは言えないと思う。でも、そんな豪華じゃなくても清潔な服をきて、身だしなみをきちんとして、言葉遣いや食べ方がきれいで,心の優しい人が本当の美しい人やって、死んだじいちゃんが、いつもいってたよ。ぼろは着てても心は錦ってね。」
私は、外見を気にする前に,人間中身を大切にしようと思った。
 《一般化の主題》人間にとって外見・中身とは、自分の心を映し出すものである。
 私は外見・中身が心を映すものということを忘れずにしたい。

   講評   tama

 お店に並んでいる果物や野菜は、どれも形や大きさがそろっていて、見た目が美しいものがほとんどです。たとえ味や品質が同じでも、見た目がよくないものは投げ売りされてしまうというのは、少し悲しい現実です。
 プレゼントとなれば、たしかに見た目の美しさも大切です。しかし一枚のハンカチが、ラッピングによって「まるで文庫本みたい」に重量感のあるものになってしまったとは…。果たしてそこまでする必要があるのかと疑いたくもなりますね。それよりもやはり大切なのは、プレゼントを贈る人の気持ちですよね。

【前の話聞いた話】 おじいちゃんが口ぐせのようにおっしゃっていた言葉の重さを、お母さんが教えてくれたのですね。「ぼろは着てても心は錦」。私も同感です。

【一般化の主題】 「外見とは、自分の中身(本心)を映し出すものでなければならない」とすると、より自然な文になりそうです。

※ キーワードがうまく入れられました。(1つの項目につき1回でOKです。)


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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