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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   走るの大好き   しおりん

 わたしたちは、体育の時間に体をあたためるために、体育館でやる時ははしからはしまで、外でやる時はトラックの周りを三周くらい走り続けます。一人でも歩いていたらその人だけでなく、みんなやりなおしになるので、とてもつかれます。わたしのクラスには、れいらくんがいて、れいらくんはとても走るのが速いです。わたしはいつも走る前には、今日こそれいらくんをぬかしてやる、と思っています。でも最後にはやっぱりぬかされてしまいます。でもまた次の体育の時間には、ぜったいにぬかしてやるぞ、と思います。
 わたしはお母さんに、
「子どものころに走るの速かった。」
と聞いてみました。するとお母さんは、
「速かったよ。」
と、答えてくれました。わたしはその答えに対して、速かった、だけでなく、五十メートル走が何秒かしりたくなってお母さんに、
「子どものころに五十メートル走、何秒だった。」
と、聞いてみました。するとお母さんは、
「七秒・・・分からん、覚えてない。」
と答えてから、こんな話を教えてくれました。
 お母さんが子どものころに、お父さん、わたしからみるとおじいちゃんがとても走るのが好きでした。毎日朝ねぼうするお母さんと、お母さんの弟にある日、
「朝早く起きて、ジョギングをしよう。」
とおじいちゃんがお母さんとお母さんの弟に言ったそうです。そして次の日から、お母さんとお母さんの弟は朝早く起きて親子三人でジョギングをしたそうです。三年生の時から六年生の終わりまで続けたそうです。そしてお母さんとお母さんの弟は、朝早く起きれるようになれたし、かぜもひかなくなったそうです。
 わたしは、その話を聞いて、すごいな、四年間も続けたんだな、と思いました。それから、わたしも、朝早く起きてジョギングをしてみたい、と思いました。お母さんとお母さんの弟は、朝早く起きれるようになったし、かぜもひかなくなって、いいことずくしだな、とうらやましく思いました。
 二月の最初ごろに、くどうりきくんのおわかれ会をしました。その時にリレーをすることになりました。二チームで勝負をします。わたしは走る時にはもう半分以上もぬかされていました。でもぜったいにぬかし返して、勝ってやるという気持ちで走りましたが、半分以上もぬかされていたので、ぬかし返すことはできませんでした。最後のアンカーはクラスの中で一番走るのが速いれいらくんと、わたしたちのたんにんの市位先生でした。わたしのチームのアンカーは市位先生で、相手のチームのアンカーがれいらくんです。半分以上ぬかされていたはずのわたしたちのチームのアンカーの市位先生が、相手はれいらくんなのに、ふつうにれいらくんに近づいて、最後にはぬかしてしまいました。市位先生のおかげでわたしのチームは勝ちました。
 わたしはいつか、まるで市位先生のように速く走れるようになりたいな、半分以上ぬかされていても、わたしの走る力でぬかし返して、半分以上さをつけたいな、と思いました。そしてわたしは、ちょっとずつ家の周りを走ることにしました。そしてわたしは家の周りを二周走りました。

   講評   yasura

よく書けています

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