国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   身の毛もよだつ   おむふ

胸の沸点というのは、無料大数近くの桁の数字までゆうにとどくというのを実感するのはなんとも奇異な感覚が神経をめぐる。緊張とはこれほどまで、奇抜で臨時なものだと知る余裕の無かった私にとってこの経験はおそらくためになるだろう。それは、さておき私は、緊張以外に何が思慮できるものかといった現状に立たされている。鳥肌が体を侵食し、歯の根が合わない。今でも、この時のことは嫌気がさすほど鮮明に覚えている。相手の数は百人近く。決して針小棒大なものではない。当方はわずか3人。多勢に無勢とはこのことをいうのだ。今、彼ら百人にこの頃の事を聞いてもどこふく風といった様子であたまから抜けている。しつこいようだがまゆにつばをぬるような話でもなく冗談でもない。
 ハンドボールは、近頃多くの人々の人気をより集めている。今や、知らない人など常識知らずだ。その流行りのハンドボールも注目されるだけでなく、実際に本格的に始める人も続出している。私もその一人。スポーツセンターなどに行ったわけではないが毎日ハンドボールに傾倒して完全なとりこだ。そんな風となった私が今や日課となったボール投げをしていると唐突に背中ををつつかれた。ふりむくと、私より一回り大きな同級生らしき人がいる。身長に負けずと形相もひきつったものでビルのような高い鼻が聳え立っている。ここでは河豚男とよぶことにしよう。驚きながらも恐怖をさとられないよう胸を張って、私が一言。
「何か用?」
「ハンドやろう」
河豚男がとがった第一声を放った。喜んでひきうけた。
 いざ勝負となると、河豚男も体の割には弱い。この時は友達を二人とも呼び集めてやった。12対0。ものの見事に圧勝だ。ここで、うかつにも自慢げにいってしまったのが失敗だった。
「体がでかい割には弱いんだな。ウドノ大木。」
こっちもこっちだがあっちもあっちだ。
「なんだとおまえ。こうなったらあした肉体対決だ。」
そういうと軽蔑の意味もこめて鼻で息をするとたちさっていった。こちらも負けずと大笑いしてやった。このときは今にでもおじけずいて泣き喚くだろうと非常」に甘いかんがえでいた。この笑いが河豚男の堪忍袋をくしゃくしゃに破っているともつゆしらず。
次の日なんと河豚は百人もの友達を連れてきて勝負をいどんできた。私は緊張のあまりその場にすわりこんでしっまた。

   講評   koni

ていねいに清書できましたね。
これをプリントアウトして、小学生新聞に投稿するといいよ。
詳細は、2.3週の言葉の森新聞にあるからね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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