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　　　現代はアイデンティティ不定の（清書）　　　ゼニガメ兵

　現代のアイデンティティ不定の時代といわれている。自分は何者か？自分は何をして生きなければ良いのか？どうすれば自分らしさを発見できるのか？これらの問いは青年期につきものだが、最近では、青年期に限らず、およそライフステージのどこにおいても、このような問いにつきまとわれる事が多い。よく知られているように、近代以前の社会には、それぞれの社会の要請に見合った何らかの通過儀礼が存在した。子供と大人はこの儀式によってはっきりと分けられていた。例えば、我が国の武家社会における元服の儀式はそれを最もよく象徴している。一定の年齢になると、男子は幼名を廃し鳥帽子名をつけ、服を改めて、髪を結いなおしたりさかやきを剃ったりした。まあこういう風に言っているとおり、いつまでも子供でいずに、早く大人になろうと決心したほうがいい。そのための方法は二つ言える。
　その方法一つ目、そのためには、実際の社会を体験する事だ。実は僕は、体験…では無いが、うどんや車の工場を見学させてもらった。うどんは量産として、こんな工場でこんな作り方をしていたとか、車はいくつもの小工場を利用して、部品を組み立てるなどを知った。たくさん見られる商品なのに、実際その工場でこんなに細かく作られているとは全然知らなかった。たくさん作ってる商品はどういうふうに工場で作られたのかを知ったので、僕としてはいい勉強になった。<複数の方法A>
　その方法二つ目、社会はいつまでも子供扱いせずに、重要な役割にどんどんつけていく事だ。八幡氏の竹を利用して白熱電球を作ったという伝記を残したトーマス・エジソンは、列車の中で新聞を作って売る仕事など、自立心が旺盛だった。それも、そういう自立を促す社会の雰囲気があったからだろう。ちなみに彼、エジソンは小さい頃、ものすごくいたずらっ子で周りの人を結構困らせていた。今のちょっかいを出す奴とだいぶ似ていた。僕は正直いたずらっ子が成長してこんな伝記を残すほどすごい発明をしたとは信じられないと思っている。<複数の方法B>
　確かに、世の中が複雑になると、子供という期間が長くなる傾向はある。しかし、『トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである。』という言葉もある。実際の社会で役立つ人間になれるように頑張りたい。僕としては、そのためにはそれにちなんだ修行というか何というか、それにちなんだものを鍛えていくといいと思う。

　　　講評　　　iyu


　よい作品に仕上がりました。