低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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外見と中身 おのそ
人間は、どうもよく、中身よりも外見にこだわったりしてしまう傾向がある。特に日本人は、アメリカ人に比べると、特にひどい。日本の代表例は、りんご。日本では、品種改良したり、人工着色したり……。当然、このようなものは、味はとても、衰えます。生産者が食べないようなりんごを、外見の美しさにつられて消費者が食べることも在るようです。まあ、最近では、とてもそんなことは、めったになくなったらしいですが……。
同じようなこと?が、他にもある。例えば、異常にきれいなきのこ。とても美味しそうで食べたくなったりするが、食べてみたら、毒キノコだった、何てことも在るかもしれない。そうじゃなかったら、すんごくいい匂いのしたりする、花。とってもきれいだけれど、実は、ありやはちを食べたりする虫食い花かも……。ダイヤモンドだったら、カラーだけは、ばつぐんにいいんだけれども、実は、裏っ側に大きな傷があったり……。魚でも、在る。例えば、ふぐ。肉はとっても美味しくて有名なんだけれど、内臓には、とっても強い、(人が死んじゃうくらいの)猛毒がある。だから調理するのには、免許が必要。、もしも、調理免許を持っていない人が、ふぐをさばいて、料理したりすると、大変なことになるかも知れない。自分だけが食べて、自分だけが死んじゃった、なんてことはまだいいんだけれども、もしも、他の人にも食べさせていて、他の人も死んじゃったりしたら、それはもう、本当にたい変なことになる。
また、スーパーに行って、買い物をしたりすると、日本では、とても丁寧に、そしてきれいに包装してくれる。たまには、ちょっとやりすぎ、そこまでしなくても結構……。なんてこともしばしば。ケーキなんかは、きれいな箱に入れて、リボンをつけて、きれいなふくろにいれて……。まるで、中身よりも、外見にこだわっているようにも見える。それから、ブランド品なんか。中身がたいしたものじゃあなかったとしても、皆、欲しがる。その物自体よりも、名前とか、ブランドのことだけ、喜んでいるように見える。アメリカなんかでは、買い物した商品は、みーんな、茶色い紙袋に、ごく普通に入れるだけだそうです。日本人と違って、とっても質素です。しかし日本人の眼には、とっても質素な美しさの写り、とてもおしゃれに見えたり……。まあ、クリーニングした後のワイシャツなんかは例外で、綺麗に包装しなくちゃならないけれど……。でも、また、リボンをつけたりしたら……。それは、かなりおかしい。
人間にとって、見た目などは、そこまで重視しなくてもよいはずで、本当に必要なのは、中身のはずです。現代の日本人は、とても見た目の美しさにこだわりますが、本当はそこまで派手でない質素な美しさを大切にする感情もあったはずです。しかし、現代の日本人はとても外見を大切にする……。そのような日本人の少し困った?美意識は、いかさか軌道を修正する必要があるはずです。
講評 jun
感想文を作文の形にして仕上げることができました。もともとは要約だった第一段落を状況説明に変えたところがうまいです。これは、いい清書になりましたね。
3.1週は進級テストです。がんばってね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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