国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2788 今日1128 合計13270
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   あなたはどれだけ知っていますか?(清書)   おへふ

 チョウチンアンコウには、上唇のすぐ上に背びれから変わったイリシウムと呼ばれるただ一本のアンテナがあり、その先端にはエスカという丸いふくらみがあり、この部分が発光するため、チョウチンアンコウの名がある。ある日、鎌倉の海岸の波打ち際で一匹のチョウチンアンコウが、海岸に遊びにきていた一般の人に拾われ、水族館で八日間生きた。深海魚が水族館で飼えないのは、それが深海に棲んでいるという事実よりも、深海に棲んでいるために皮膚や内臓が傷つきやすい、体がもろくてこわれやすい、環境の変化に弱いという理由の方が大きいようだ。水族館では、傷つき弱って入ってきた魚の健康を回復させることがほとんどできないので、そこが一番弱い。
 このごろ、よくテレビで親のいない動物を人の手で育てるというのを見る。だが、やはり人と動物、それぞれ違いがある。生活習慣など、全てを合わせようとするのは無理なのだ。だから、育てるのは難しい。逆に、人の手で育てて良かった、というのも聞く。どちらも同じくらい聞くが、人の手で育て、悪くなったというのは動物がかわいそうな気がする。野放しにするのもどうかと思うが…。そこはとても決めれない。誰かが決めて、どうにかなる問題でもないと思う。私は、野放しにしてあげた方が楽だと思うし、強くなると思う。人間はだれにも左右されていない。そう、まるで人間のようにあつかえばいいのではないだろうか。私はそう思う。
 あなたは、チョウチンアンコウについて、どれだけのことを知っているだろうか。その目で、実物をみたことがあるだろうか。今、何をしっている?と聞かれると言葉につまる人が多いと思う。実際に私が言葉につまってしまった。『あの、なんか魚からひもが出てて、その先に明かりがついてるやつやろ?』今、一瞬でもそう思ったのではないだろうか。だが正確には違う。そのひもはイリシウムといい、明かりはエスカという名前がある。ここまでは基本。メスは直径が二十cmだとする。では、オスは?普通に考えると、メスよりオスの方が大きい。しかし、それは考えとはまったく違ったものなのだ。実は、四mmほどしかないのである。今あなたは、えっ?と思ったことであろう。その上、メスの中で寄生しているのだ。知っていただろうか。意外と、知っているようで知らないのだ。それは自分自身、気付いていないのだ。その事に気付き、もっと、チョウチンアンコウのことをみんなに知ってもらいたいと思う。
 チョウチンアンコウは意外と知られていなくて、水族館で育てるのが難しいということが分かった。私は、水族館でチョウチンアンコウを見れたらうれしい。こんなのいたんだ!と驚くと思う。いろんな人にも見てほしいと思う。それは今の技術で、できないことではないと思う。それに気付いていないだけ、それを活かしてないだけなのだ。もっと動物のことを考えてあげ、人にも、動物にもやさしい、平等に生きられる世界を私は待ち望み、作っていきたいと思う。

   講評   sumomo

 第三段落を工夫できましたね。しっかりお清書ができました。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)