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　　　狂気　　　大卓

—天才と狂人との差は紙一重である—とロブローゾはいっている。つまり天才とは狂気の持続する人間なのだ。しかし人間には狂気と呼べるものが無いといられないものだそうで狂気を得るために酔漢などは酒を求めるそうだ。よって人間には狂気と言うものが必要であると思う。
そう思う一つ目の理由は、狂気と呼べるような集中力が無ければ何かを成し遂げる事はできないからだ。ぼくがぼくなりに「狂気」を定義するならば、「ここで述べている狂気とは比喩表現だ」と定義するだろう。なぜなら「狂気」は「狂」と「気」、つまり「狂」っている「気」である。もし本当に「狂」っているのならば、集中力など出ないと思う。つまり「狂気と呼べるような集中力」イコール「もんのスゲ〜集中力」だと思うのだ。さて本題に戻るが、エジソンと言う有名な発明家がいる。エジソンは白熱電球を作成するのに試したフィラメントの種類の数は、なんと、なんと驚きの六〇〇〇種類！！！これにはとっても驚いた。確かにこれだけ試したら狂気と言っても過言ではないだろう。
そしてそう思う二つ目の理由は平凡な毎日では退屈してしまうからだ。ストレス解消法の１９９６年度のデータによると十代女性のストレス解消法第一位はカラオケで１６，４パーセント、第二位は、ヤケ食いで７，５パーセント、第三位は長電話で５，６パーセントだった。第一位が十パーセントを超えたと言う事はわりとストレス解消法は皆そう違わないと言う事だ。十代男性のストレス解消法第一位はカラオケで１５，３パーセント、第二位はテレビゲームで１３，３パーセント、第三位はビデオ鑑賞で８，０パーセントだった。十代女性と同じく第一位が十パーセントを超えたと言う事はわりとストレス解消法は皆そう違わないと言う事だ。そして年代は飛ぶが四十代女性のストレス解消法第一位は買い物で９，４パーセント、第二位は友達との会話で８，５パーセント、第三位は長電話で５，０パーセントとストレス解消法の割合が１０パーセントに満たないところを見ると割と偏っていない事が伺える。一方、四十代男性のストレス解消法第一位はヤケ酒で８，１パーセントで、第二位がパチンコで７，１パーセント、そして第三位が競馬で５，５パーセントと四十代女性と同じくストレス解消法の割合が１０パーセントに満たないところを見ると割と偏っていない事が伺える。
確かに冷静に判断する事も大切だ。しかし「行動するためには、多くのことに無知でいなければならないのだ。」と言う名言もあるように、何かを成し遂げようとするためには狂気も必要であるとぼくは思う。

　　　講評　　　kira

　大卓くん、こんにちは。「狂気」という言葉は、ちょっとぎくりとする語感ですが、いつもと違う心の状態ととらえてプラスに作用すれば、それは大きな力を発揮するというものでした。
　「狂気」を「集中力」イコール「もんのスゲ〜集中力」（笑）ととらえて、エジソンの逸話を紹介しました。身近なことでも、たとえば今回の「進級テスト」もそうですね。目標字数を目の前にすると俄然字数が伸びますね。これも一種の「狂気」の筆力です。
　ストレス解消法は、どれをみても非日常な体験といえそうです。そういえば、日本のお祭りなどで危険なことに挑むのも「狂気」を味わって日ごろのストレスを晴らすのでしょうね。データの解釈で、中身の意味を考えていくといいね。
　今回は、要約がとても短いのですが、引用しわすれた部分があるのではないでしょうか。字数があと１２５文字足りません。惜しいです。