国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   一つしかない命   ピプリー

主題 要約 体験実例 たとえだじゃれ表現 わかったこと 常体で書く 題材 書き出
しの工夫 構成。
「あぁ、これはもう死んじゃったね・・・。」
今まであった命が今、消え去った。私は、一つの命が今消えて、悲しくその命をやさしく包み込んだ。家の庭に、大切に、大切に埋めた。土を一回ごと掘るのに最後まで愛情をこめて掘った・・・。私は、家で鮭の稚魚を飼っている。私の学校では、毎年五年生が鮭を冬休みから三月くらいまで育てて放流するという習慣があるのだ。学校から、鮭の卵をもらってみんな自分の家で大切に大切に鮭を大切に育てる。卵のときから、稚魚まで、とってもかわいい。卵から、稚魚まで、見ていて、飼っていて思わずニコッと笑ってしまう。でも、やっぱり鮭は自然では岩の下など暗いくて、静かな場所にあるから育てるのも大変。途中で、死卵が出てきた。死卵と言うのは死んでしまった卵のこと。牛乳みたいに白くて、とっても硬くなっている。死んでしまったら、最後までやさしくやさしく心をこめてやりきった死卵は、早く取り除かないと他の卵も死んでしまうので、とる作業がとても大変であった。こんな、大変な作業を乗り越えて、一月になって卵が孵化した!!途中で孵化している途中に死んでしまうのもいた。殻から頭で出てきたのが、孵化成功率が低くなってしまう。逆の、殻から尻尾で出てくるのは孵化成功率が高くなる。栄養袋が、とても大きくて、目がまん丸で、一生懸命泳いでいるのがとってもかわいかった。だが、現在はと言うと・・・魚みたいになってきて今では共食いもするようになってきた。模様もできてきて、怖くなってきた。弱いやつが強いやつに食べられて弱いほうは死んでしまうのだ。私は、まさに「弱肉強食」だと感じた。私は、魚をいっぱい飼うのは初めてだった。十四匹も飼うなんてもう一生に一度も無いと思う。せめて、最低でも私なら五匹だと思う。さらに、私はど素人だからえさのやり方とか、分からなくて大変だ。それに、鮭はデリケートで本当に大変な毎日なのである・・・、急にえさをほしがるようになったりとか、えさをえさと分からなかったり・・・。パソコンで調べてみて、努力してみたけれど、全然上手く育てられない・・・。でも、愛情をこめて育ててみた。少しは、鮭にも伝わったみたい。やはり、自然のものは自然で生きると、いいのかなぁ、と思った。でも、こういう大変な体験もすることもいい事だなぁ、と思った。自然と触れ合える事っていい事だなぁ、と感じた。
「愛玩鳥・・・個人や家庭では飼いにくい」
 私はパソコンで検索してみるとこんなのが出てきた。私は動物についていろいろと調べるのが好きなので今回は「飼いにくい動物」と検査してみた。他にも、飼いやすい動物についても調べてみた。「ミニブタ」「熱帯魚」と出た。家庭では、いろいろ用意すれば普通に育てられるらしい。お母さんに、私の行ったことのある動物園で珍しい動物を聞いてみると、
「あぁ・・・。旭日山動物園では、白熊にあったし、かみね動物園ではゴリラに会ったよ!!すごかったなぁ・・・。」
四年生のとき、旭日山動物園に行ってみると・・・白熊がいた!!めったに、本物は見たことが今までになかったので、思わずいっぱい写真を撮っていた。いーっぱいかわいい、かっこいい写真が撮れた。かみね動物園では、ゴリラがいる。とても、でかい!!と、私はいつも騒いでいる・・・。あまり、動物園にはゴリラはそうはいないらしい。
 私は、実際に飼いにくい動物を飼ってみて、大変なことが、アクシデントがいろいろと出てくることが分かった。でも、アクシデントがあってからこそ動物を飼うことがよぉ〜く分かった。身近なところで、飼いにくい動物を飼ってみて、実際に体験して、いろいろ発見できてよかった。今回では、鮭のおかげで思い出・大変さ・一つしかない命などについてじーっくり考えることができた。放流して、いつかまた私達の所にもどってきてほしい。今後、鮭を見て今回鮭を飼って、毎日のこの思いを忘れないでいたい。こんなことを小学五年生でやって、命を預かったこと、大切に覚えていたい。こんな経験を未来に役立てたい!これからも、実際に体験して、そのもののことについて感じあって・発見していきたい。みんなに一つずつある命。この命は、一生に一回しか与えてもらえない。この、たった一つの命、私は十四個の命を抱えて育ててみて大変だった。命の重みが分かった。今後もこんな経験はあるだろうけれど、頑張って、愛情をこめて育ててみたい。
「あぁ!孵化した!!」
新しい命が今、増え続けている。


   講評   yuta

 3月です。学年のまとめをする月ですね。ひとつひとつの思い出に感謝しながら、しっかりと過ごしましょう。
       
☆3.1週は進級テストです。合格の条件は以下の通り。合格めざしてがんばりましょう。
1:決められた課題で書くこと。【ピプリーさんの課題は「料理を作ったこと」または「初めてできたこと」です】
2:項目表の●マークの項目が全部できていること。【ピプリーさんの項目は「前の話聞いた話」「たとえ・ことわざの引用」「わかったこと」「書き出しの結び」です】
3:項目シール(4枚)がはってあること。(パソコンで送る人は、シールの代わりにそれぞれのキーワードを本文中に書いておいてください)
4:目標字数以上書けていること。【ピプリーさんの目標字数は1000字です】

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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