国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   外見によらず   すいりのすけ

 本末転倒なのは、しばしば味よりも「見てくれ」のほうが「高品質化」の上位に座っているということだ。もちろん味はガタ落ちで、作っている生産者自身が食べないようなリンゴを、消費者が何度もだまされて買うとはとても思えない。美しくなければ買わない消費者が悪い。外観重視で値段をたたく流通機構に問題がある。まずくなるのを承知でやっている生産者が悪い・・・。意見はさまざまでしょうが、はっきりしているのは、この奇妙な日本人の美意識にはいささか軌道修正の必要があることだ。
 私はこのような経験をしたことがある。洋菓子屋の前を通ったとき、ガラスケースの中に、形がきれいで色も付いていておいしそうな和菓子があった。早速おねだりを開始し、買ってもらった。そして家に帰って食べてみた。期待に夢をふくらませていたけれど、一瞬で夢が破れた。まずかった。なんか粉で作った味がした。みなさんは、おいしそうと思ったけれど、実はまずかった、なんていう経験はないだろうか。そういうことって夢をこわすみたいで私自身いやだ。店は商売になっているかもしれないけれど・・・。
 生物で考えてみよう。しゃべりもしないで変な人と思ったけれど、話してみるといいとおもったなんていう経験はないだろうか。私はちょくちょくある。見た目で判断するにはいけないが、ついついくせが出てしまう。この前スキースクールに行った。ちょっと嫌だなと思っていた子が、いきなり声をかけてきて
「一緒に滑ろう!」
と言った。最初は気まずい雰囲気だったが、話をしたら楽しくて。やはり人って見かけによらずと思った。
 人というのは外見が良くても中が悪かったり、外見が悪くても中が良かったりする。友達になってくれる人を選んでいたら友達が少なくなってしまうし、やはりこういうことは、自分で人のことを確実に判断する大切なチャンスだと思う。これからは、中身で決めるようにしたい。そこから自分自身も人にいいと思われるようにしたい。


   講評   inoko

 すいりのすけさん、こんにちは。
作文の丘から、入りましたね。良かった!



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