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　　　ハエも、なかなかイイやつだ！　　　クレヨンしんちゃん

　ある計算では、一対のハエの子孫が半年で億の百倍になるといわれます。ところが、抵抗性のあるものは生きのこります。むだな運動をしないことには、活動のエネルギーをたいせつにしていることになります。
　ぼくは個体と抵抗性を電子辞書で調べました。「個体」個物。自己特有の存在と性格とを質的に有する総一体。とかかれていました。
抵抗する性質と書かれていました。
　お母さんに，
「ハエのことでなんかしってるー？」
ときいたら
「中国のハエはちゅっごくはえ〜・・・・」
と、寒いだじゃれを言いました。
まるで、心の中の観客が静まったようでした。びっくりしたことは、スピードの調節です。ぼくがもし百メートルを全力疾走をして壁の前に来たらそのままかべにげきとつ！すると思います。ぼくがハエについてしっていることは、ハエはう○ちなどを分解して土に戻してると聞いたことがあります。はえがいなかったら動物の死体やう○ちが一年たっても消えないとゆうことになります。
（ハエは大切なんだな、追い払おうとおもったけど・・・まいいか。）
とう○ちにとまっているハエにそう心が話しかけた。

　　　講評　　　tama

　春から夏にかけて、うるさく飛び回るハエですが、私たちの知らないすごいパワーを持っていますね。クレヨンしんちゃんが書いてくれたように、人間は全力疾走をした後、急に止まることなど絶対にできません。車や飛行機、ヘリコプターなど、人間が作った乗り物も同じです。う○ちにとまっているハエが、地球をきれいにしていることなどを考えても、決して軽く見ることはできない存在だということがわかりますね。
　難しい言葉の意味を調べたり、知っていることを思い出して書いたところが、とてもよかったです。

【たとえ】　「心の中の観客が静まったよう」・・・とっさにダジャレが飛び出すお母さんは、すごい！　それとは対照的なしんちゃんの反応に、思わず声を出して笑ってしまいました。

【動作情景の結び】　ハエに向かって「心」で話しかけたというところがいいですね。その姿を想像すると、また笑ってしまいそうです。